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アメリカ文化① 「サンタクロース」

こんにちは!Clever Appleです!!今日はクリスマスということで、現在のサンタクロース像とアメリカの関連について学んでいきましょう!

 

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この画像は2018年に横浜・山手にあるクリスマス仕様の西洋館巡りをした時の画像です!

 

私は、多くの白いヒヤシンスで飾り付けられた部屋が、とてもいい香りで包まれているのに感動し、次の日、ヒヤシンスを購入しました笑

 

世界各国のクリスマスの飾りつけを見ることができ、全館入場料も無料なのでおすすめです!近くに訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

 

■この記事のまとめ■
・サンタクロースと、アメリカの文化との関連についての記事です。

・サンタクロースについて興味がある方は読んでみてください!
 
 
 

 1. サンタクロースの出身地は?

みなさんは、サンタクロースの出身地がどこだかご存じですか?
 
 
 
一般的には、サンタクロースは「北極」出身とされています。
 
この「設定」については、「アメリカ政治風刺画の父」と呼ばれる、トーマス・ナストが大きく関連しているそうなのです。
 
 
ドイツに生まれ、その後、アメリカに移り住んだトーマス・ナストは、サンタクロースの故郷を、「北極」として描いたそうです。
 
それは、「北極がどの国にも属せず、どの国からも同じように遠く、子どもたちにのぞき見される心配がない」という理由から(若林、2010)だそうです。
 
 
 
しかし、北欧のテーマパークである「サンタクロース村」は、「北極に近い」という理由で、自分の国がサンタクロースの故郷であると主張し、商売に利用するようになった(若林、2010)ということです。
 
 
ナストが、世界中の子どもたちを平等に扱った心遣いのようなものが無視され、商売に利用されるようになったというのは、なんだか悲しいですが、それを利用しようとする国も強かですね.....笑
 

 2. サンタクロースの服は、なぜ赤と白なのか?

 

町や本などで見るサンタクロースのイメージは、赤と白い服を着て、長い白髭を生やした、優しそうなおじいさんというのが大半ではないでしょうか。

 

では、この典型的な「サンタクロース像」はどこから来たのでしょうか。

 

 

 

実は、サンタクロースのこの「赤と白」というのは、コカ・コーラ社の広告戦略によるもの」なのだそうです!

 

 

 

1931年、コカ・コーラ社は、冬にもコーラを売るために、販売促進のキャンペーンとしてサンタクロースを起用し、ハッドン・サンブロムというアメリカの画家を雇ったそうです。そこで、コカ・コーラの公式商標である、「赤と白」を使って、サンタクロースを描かせた(荻原、1997)そうです。

 

それまでは、サンタクロースは色んな色の服を着ていた(荻原、1997)そうですから、驚きですね!

 

 

私は、個人的に、クリスマスは、ペプシのコーラというよりも、コカ・コーラのコーラのイメージがあります。

 

ペプシコカ・コーラのコーラの原料と味はほぼ同じ」(アイエンガー、2010)ことを考えると、私のクリスマスのコーラのイメージに関しては、コカ・コーラの広告のイメージが浸透しているのでしょうね笑

 

 

 

私は、昨日のクリスマスイブに、自分で作ったローストビーフなどの料理を食べすぎ、今、お腹の調子がよくありません...笑

 

みなさんも、食べすぎ、飲みすぎには注意しながら、楽しいクリスマスをお過ごしください!!

 

 

 3. まとめ

・今回は、私が興味深いと感じた、「サンタクロース」とアメリカ文化の関連について書いてみました!

・クリスマスを楽しむ人も、そうでない人も、面白いなと思っていただけたら幸いです!

 

 参考文献

荻原 雄一『サンタクロース学入門』(高文堂出版社、1997年)
シーナ,アイエンガー著、櫻井 祐子訳『選択の化学』(文藝春秋、2010年)
若林 ひとみ『クリスマスの文化史』(白水社、2010年)
 
 

楽しい英語学習を!!