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オーストラリア大学院留学体験記⑪ 岐阜留学編(パート2)

こんにちは!Clever Appleです!!

 

今日は、私の留学体験記を書いていこうと思います!

 

11回目の今回は、「岐阜留学(パート2)」についてです!

 

内容としては、「私が岐阜留学中、どんな勉強をしていたか」です!

 



 

 

上の写真は、私が住んでいた学生寮であるキャンパスイーストで取った写真です!

空がピンク色で綺麗だったので使ってみました!笑

 

 

今日も引き続き岐阜留学でどんな科目を勉強したかについてです!

 

私がオーストラリアではなく、岐阜に留学した経緯についてはこちらの記事をご覧ください!

 

 

 

今日のテーマは、一学期中に私が取った科目の一つである、

 

Introduction to Research & Inquiry (研究方法)

 

という科目についてです!

 

 

 0. どんな科目??
 
この科目の目的は、「どんな研究の種類があるのかを学び、自分で決めた研究テーマの提案書を作る」というものでした!!

 

 

この科目は必修科目なのですが、この科目で学んだ内容は、論文を読むときに、どんな研究方法を用いているか、データをどのように読み取るかを学ぶことができました!!

 

 

ただ、私は論文を読んだりするのは好きなのですが、研究にあまり興味がなかったので、研究テーマを決めるのに苦労しました…笑

 

 

 

 1. 課題 ①Reflective Report on Research Experience and Interest
 
一つ目の課題は、自分のアカデミックなバックグラウンドや興味のある研究テーマなどについて説明し、そのそのテーマについての先行研究で発見されたことを1500 wordsでまとめるというものでした。
 
 
他の学生は、もともと教員の経験があり、英語教授法を学びたくて受講している方が多かったり、英語についての研究をしたことがある方もいたので、そういう方はすんなり研究テーマを決められたのだと思います。
 
一方、私は日本の大学卒業後、すぐに大学院に進学したことに加え、大学では、高等教育費や奨学金についての研究をしていたので、テーマを決めるだけでも一苦労でした…笑
 
 
それでも、私は「多読」に興味があり、「多読における辞書の必要性」というテーマで書くことにしました!
 
多読の原則として、「辞書は用いない」というものがありますが、それは読む流れを止めてしまい、読む楽しさを減らしてしまうことを防ぐことを目的としていると思うのですが、語彙習得などに関しては、辞書の利用があった方がいいと思ったからです笑
 
 
 2. 課題② Critical Review of a Research Article
 
 
さて、二つ目の課題は、TESOL(英語教授法)の分野の論文を一つ選び、その論文の、「導入」「ギャップ」「リサーチクエスチョン」「メソッド」「構造」「考え」「結果」などの観点から、批評をするというものでした。
 
いわゆる「あらさがし」というものです笑
 
しかし、この課題はこの科目の3つの科目の中で、一番楽しむことができました!!
 
 
興味のある論文を選ぶことができるのですが、私は、自分が取っている他の科目の教授の論文を選びました笑笑
 
さすが、私の尊敬している教授で、あらは全然見つけることができませんでした笑笑
 
 
この課題は2000 wordsでした!
 
 
 
 課題③ Research Proposal
 
最後の課題は、いよいよリサーチプロポーザルの提出です!!
 
 
この課題では、「先行研究と自分の研究のギャップ」「研究の目的や仮説」「研究のデザインと参加者」「データ集めの方法」「倫理的配慮」などをまとめ、どんな研究をするのかを、2000 wordsでまとめるというものでした!
 
この課題では、実際に研究をする必要はなく、どんな研究をしたいかをまとめるだけです!!
 
 
私は、引き続き、「多読における語彙習得」というテーマについて書いたのですが、この時、少し後悔したことがあります
 
 
 
それは、少人数に対するインタビューなどでデータを集め分析する、「質的研究」ではなく、多くの参加者に対して、データを数値化する「量的研究」を選んでしまったことです…笑
 
最後の学期に、実際に研究をする科目があったのですが(また別に記事を書こうとおもっています)、その研究では、「質的研究」をしなければなりませんでした。
 
そのため、また一から研究テーマを選ぶはめになってしまいました…笑
 
 
 
 
でもやっぱりポジティブに捉えたいもの! 色んなテーマの先行研究を読む中で学んだこともたくさんあります!! そう考えると良かったのかもしれません!笑
 
 
 

今まで英語教授法について研究したことがなかった私は、この課題を通して、論文のデータを読み取る知識を身に付け、論文を読む楽しさを感じることができました!

 

必修科目というのも納得です!!

 

 

 4. まとめ
 
今回は、私が受講した科目の一つである、Introduction to Research & Inquiry
についてお話しました!
 
この科目では、教員としてだけでなく、研究者の立場から、学術的なデータを用いて教育に活かすことを学びました!!
 
オーストラリアの大学院でどんなことを学び、どんな課題があるのかなどの参考になれば幸いです!!
 
 
 
 
次回からもしばらく、私が留学中に学んだことについて書いていこうと思います!
 
 
皆さんの留学が素晴らしいものになりますように!!!