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TOEICで900点を取るための勉強法

こんにちは! Clever Appleです!!

 

今回は、TOEIC公開テスト915点を取り、オーストラリアの大学院で英語教授法を学んでいる私が、効率的にTOEICのL&Rテストで、900点を取るための勉強法を紹介します!

 

 

私の得点は特別高い訳ではありませんが、「こういう勉強法があるんだ」という感じで読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

■この記事のまとめ■
TOEIC公開テストで900点を取るための勉強法についての記事です。

・英文法の基礎知識があり、効率的に900点を取りたいという方に読んでいただきたいです。
 

 1. 使用した教材

私がTOEICの勉強のために使用した教材は2つだけ、
 
① TEX加藤『TOEIC L&R TEST出る単特急金のフレーズ』(朝日新聞出版、2017年)
 
② 天満 嗣雄、和泉 有香 『2か月で攻略TOEIC(R) L&R テスト900点!』(アルク、2017年)
 
です!
 
 
 
一つ目の金のフレーズ単語帳は、TOEICを受験したことがある方は一度は見たことがあるのではないでしょうか。
 
私も、TOEICは3度受験したことがあるのですが、受験会場で、多くの受験者の方がこの単語帳を使って単語を学習しているのを見かけます!
 
 
この本の私の個人的に気に入っている点は、「とにかくこの単語帳からよく出題される」という点です!!
 
TOEICのリーディングパートの単語選択の問題では、この単語帳の単語が驚くほど出題されたのを覚えています。
 
 
 
 
 
次に、この単語帳を用いた私の勉強法ですが、私は左のページは使わず、右のページだけを利用して単語を覚えました。
 
 
その理由は、左のページには、単語を含む例文が書かれているのですが、それよりも、右のページに筆者が書かれている単語についての一言メモを利用した方が覚えやすいと思ったからです!
 
 
単語に関連する筆者のエピソードや覚え方の工夫が書かれており、ただ単語を丸暗記するよりも、覚えやすく、長期記憶の定着にも役立つと感じました!!
 
 
 
 
また、右のページは、英語の部分が赤字で、付属の赤シートで隠れるようになっているのですが、私は赤シートは利用せず、英単語を見て、日本語を思い出せるように勉強しました!
 
なぜなら、TOEICの L&Rテストは、英単語を書く必要がなく、スペルを正確に覚えたり、日本語から英語に翻訳できる必要がないからです!
 
 
そこで、私は英単語の下に書かれている日本語の意味の部分を隠し、繰り返し暗記しました。覚えられない単語は、先ほど述べた「一言メモ」が大変便利です。
 
 
既に覚えた単語は何度復習しても仕方がないので、覚えられない単語に付箋を貼るなどして、重点的に繰り返すのが効果的だと思います。
ただし、覚えた単語も定期的に復習したほうが、効率的に学習ができます。(語彙学習については、また他の記事で書こうと思います。)
 
 
 
 

 

 

次に、『2か月で攻略TOEIC(R) L&R テスト900点!』についてですが、私がこの教材を選んだ理由は、「とにかく問題量が多い」という点です。

 

公式の問題集を何度もやるのもいいですが、ある程度の点数を取れるようになると、必要なのは「問題量」だと考えています。

 

 

とにかくたくさんの問題に触れ、学んだ単語の定着を確認、リーディングやリスニング問題の知らない表現を文脈の中で学ぶことによって、リーディングスピードのアップや、新しい語彙の学習につながると思います!

 

TOEIC の本番形式の問題3回分などもいいのですが、問題量としては、少なすぎると思います。

 

また、IELTSの勉強方法の記事でも書いたのですが、問題集で学んだ表現や、例文を単語帳に書き加えるのもオススメです!自分が読んだことのある文脈の中で表現を学ぶことは、記憶保持につながると思います!

 

単語練習は、まとまった時間に勉強するのではなく、通勤・通学時間やお風呂などのスキマ時間がおすすめです!

 

 

 

 

 

 

 2. リスニング対策

 

次にリスニング対策についてお伝えしていこうと思います!
 
私のリスニングの主な勉強法は、シャドーイングです。
読まれる音声を影のように追って真似をする勉強法なのですが、詳しくは、こちらの記事をご覧ください!!
 
 
 
シャドーイングは全ての問題で行ってもいいのですが、特に『2か月で攻略TOEIC(R) L&R テスト900点!』は問題数が多いため、「間違えた問題だけ」のシャドーイングでよいと思います!
 
私は、①問題を解いてみる ②間違えた問題のシャドーイング ③問題内容を忘れたころにもう一度解いてみる ④できなかった問題をもう一度シャドーイング
という流れで勉強していました!!
 
 
 
次に、テスト本番の対策についてです。
 
テスト本番では、リスニングテストの説明音声が流れている間に、先の問題(選択肢は読まない)を先に読んでおくことをおススメします!
 
お利口に、指示音声を聞く必要はなく、どんな音声がこれから聞こえてくるのか問題から予想するのが大切です!!
 
 
また、個人的には、音声が流れている間は、「問題文や選択肢を読まず、音声に集中することが大切」だと思います。
 
テストを受けているとき、音声の後に異様に早くマークシートを塗る音が聞こえることがあるのですが、他の受験者の方は音声を聞きながら問題文を読んでいるのでしょうか? (詳しい方教えてくださるとありがたいです...)
 
マルチタスクが苦手な私は、それができません...泣  
 
そこで、私は、①問題文の音声が流れるまえに問題文を読む ②音声は集中して聞く
③音声の後の間で選択肢を読み、マークする という手順で解いてました!
 
リスニングテストのやり方が確立している方は、自己流で良いと思いますが、難しいと感じる方は是非試してみてください!!

 

 

 3. リーディング対策

 

次に、リーディング対策についてですが、私が行ったのは、リーディングスピードを上げる」という勉強法です。

 

 

具体的には、一度解いた問題集の問題の日本語訳や表現を理解したうえで、「3回時間を測って読み直す」という方法です。(IELTSと同じ勉強法です)

 

大体の場合、3回時間を測って読み直すと、読むスピードが回数ごとに早くなっていきます。

 

この勉強法は、リーディングスピードの向上」と、「まだ覚えられていない表現を繰り返し見ることで定着する」という利点があります。

 

 

よくスキミングやスキャニングによって、長い文章題から、特定の答えを探すテクニックを紹介されている方がいますが、個人的には、おススメしません。

 

なぜなら、答えが見つからない場合に余計に時間がかかったり、文脈を無視したテクニックは、ミスにつながることがあるからです。

 
 
 

それならば、リーディングスピードを上げたほうが、手っ取り早くスコアアップにつながると思います。

 

私は、テスト本番でリーディングの問題は全て読みましたが、8分ほど時間があまり、見直しをしました。全然時間内に読み切れない量ではないはずです!

 

 
 

また、リーディングスピードの向上は、リスニング時の選択肢を素早く理解することにも役立つため、一石二鳥だと思います!!

 

 

 
 
 
 
 

TOEICは、英語が苦手な人でも、きちんとした対策ができれば誰でも得点を取れるようなテストだと思っています。

 

 

あとは、勉強時間を確保し、頑張るだけです!!

 

 

この勉強法が勉強効率を少しでも上げることに役立つなら本当にうれしいです!

 

 

 4. まとめ

・今回は、TOEICで900点を取るための勉強法についてご紹介しました!

・具体的な方法は、シャドーイング と ②繰り返しのリーディングです!

 
 

楽しい英語学習を!!!