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オーストラリア大学院留学体験記⑭ 岐阜留学編(パート5)

こんにちは!Clever Appleです!!

 

 

今日は、私の留学体験記を書いていこうと思います!

 

14回目の今回は、「岐阜留学(パート5)」についてです!

 

内容としては、「私が岐阜留学中、どんな勉強をしていたか」です!

 

 



 

上の写真は、私が住んでいた学生寮である、キャンパスイーストの近くに停まっていた車の下にいたの写真です!

 

ウーロンゴンには猫があまりいなかったので、珍しくて思わず撮ってしまいました!

 

 

 

 

今日も引き続き岐阜留学でどんな科目を勉強したかについてです!

 

私がオーストラリアではなく、岐阜に留学した経緯についてはこちらの記事をご覧ください!

 

 

 
 
1学期目の4つの科目を全て履修し終わり、約1か月間の休みもつかの間、2学期目のオンライン授業が始まりました!!
 
 
 
2学期目に履修した4つの科目は以下の通りです!!
 
①Leading, Developing and Managing People (人材育成)
②English Pronunciation and Prosody (発音教育)
③Assessing and Evaluating in TESOL Environments (英語評価)
④English in Specific Contexts (特別な英語コース)
 
 
今回は、English Pronunciation and Prosody (発音教育)という教科についてお話したいと思います!!
 
 
 
 0. どんな教科??
 
この教科では、「英語の音のシステムを理解し、英語発音の理解を深めることで、英語学習者の発音を効率的に改善するための理論と実践を学ぶ」ことを目的としていました。
 
 
英語の教員を目指している私も、自身の英語の発音にはあまり自信があるわけではないのですが、英語の発音のコツや、発音指導のテクニックなどを学ぶことができ、「英語の教育者」としてだけではなく、「英語学習者」としてもとっても勉強になった教科でした!!
 
課題の内容もとっても面白く、私が初めてHigh Distinction (日本の大学でいうとAA)を取ることができた教科でもあります!!
 
 
ウーロンゴン大学でMaster of Educationを専攻する学生には是非とも履修してほしい教科です!!(おまえ誰だよって感じですが…笑)
 
 
 
 1. 課題① Quiz
 
この教科の課題は2つだけなのですが、その2つ目が結構大変でした…笑
 
 
1つ目の課題が毎週行うクイズです!!
 
この課題では、毎週学んだことを週の最後に1度だけ受けられるクイズでテストします!
 
内容はそれほど難しくなく、取ったノートを見ることもできるので、結構簡単に満点が取れると思います!!
 
また、内容も、最初は音素や子音、母音などから、最後はThought GroupやConnected Speechなど複雑なものになってくるため、無理なく自分のペースで学習することができます!!
 
 
この教科では、課される課題が2つだけというのもあり、この週のクイズの成績の占める割合は30%と大きめでした!
 
 
 
 2. 課題② Practical Assignment
 
さて、2つ目の課題は、この教科の問題児、"Practical Assignment"です!!
 
 
 
この課題では、「ある英語学習者を一人選び、その学習者の英語でのコミュニケーションを阻害している発音上の問題点を特定し、その問題点を、そのターゲットグループの学習者の問題点と比較し、問題点を解消するためのテクニックを提案する」というものでした!!
 
 
 
簡単に言うと、
 
①ある日本人英語学習者の英語スピーチを録音する
②その録音を分析し、発音の問題を探す
③その問題が、他の日本人にも当てはまるかを検討する
④その発音の問題を解決するための教授法を考える
 
というものでした!!
 
 
 
この課題は、発音の分析を含めると、5000 wordsを超え、ページにすると、40ページにもなりました!笑 結構大変です笑笑
 
 
 
まず、英語スピーチの分析を少しだけお見せしようと思います!!
 
 
こんな感じで、間違えて発音している子音や、母音の挿入を特定したり、
 

Is English your native language? If not, your foreign accent 

                               [b]              (adds [o])         [l]  

may show people that you come from another country. Why 

                             [z]        (adds [ʊ])         [z]           [l] 

 is it difficult to speak a foreign language without an accent? 

                (adds [o])          [l]                         [z]        (adds [o]) 

 

 

 

 

こんな感じで、自然でないイントネーションを特定したり、強く読まれているところを特定します!

 

[L] Is English your native language? // [L]If not, / [L]your foreign accent may show people / [L]that you come from another country. // [L] Why is it difficult to speak a foreign language without an accent? // [L] There are a couple of answers / [F] to this question. // [L] First, / [F] age is an important factor in learning to pronounce.

 

 

大変なのは、この分析のために何度も何度も録音したスピーチを聞き、間違いを特定することです!笑

 

少なくとも、20回から30回は聞いたでしょうか…

 

 

 

また、課されたスピーチの他にも、その学習者に自由なテーマについて話してもらい、そのスピーチも分析しました!!

 

 

その後、学習者が直すべき発音上の問題点を4つ特定し、それをESL(English as a Second Language)とEIL (English as an International Language)の文脈から比較します。

 

 

最後に特定された4つの発音の問題点に対し、2つずつ、計8つの発音改善のためのテクニックを提案するというものでした!

 

これに加え、そのテクニックを説明するためのパワーポイントも音声付きで提出しなければならなったので、課題の負担はかなり大きかったです…

 

 

ただ、課題自体が面白く、とても勉強になる内容なので楽しみながら学ぶことができました!!

 

 

やっぱり高い授業料を払っているのだからたくさん学ばないとですね!!笑

 

 

 3. まとめ
 
今回は、私が受講した科目の一つである、"English Pronunciation and Prosody"についてお話しました!!

 

 

私にとって、この科目は、内容も成績も大満足な教科でした!!

 

一言に発音といっても、子音、母音や単語レベルの発音指導から、文全体としての発音指導もあり、発音指導の奥の深さを学ぶことができた教科でした!!

 

 

オーストラリアの大学院でどんなことを学び、どんな課題があるのかなどの参考になれば幸いです!!
 
 
 
 
次回からもしばらく、私が留学中に学んだことについて書いていこうと思います!
 
 
 
皆さんの留学が素晴らしいものになりますように!!!