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英語教員採用が決まったらするべきこと

こんにちは!Clever Appleです!!

 

新年明け、ばたばたしていてかなり久しぶりの投稿となってしまいました…

 

 

春から学校で勤務される新任の先生方は、期待に胸を膨らませていることと思います!

あと1か月ほどで教員生活の始まりですね!!

 

でも、「4月までまだ時間もあるし、教員は忙しいと聞くし、今のうちにできることがあればしておきたいな」と思う方もいるかもしれません。

 

そこで、今年最初は「英語教員採用が決まったらすべきこと」について書いていこうと思います!!

 

 

 

 

それではさっそく見ていきましょう!!

 

 

 ①授業の流れを決めておく
 
最初にしておくべきことは、「授業の流れを決めておく」です!!
 
きっと教育実習の際、最初に指導教諭の授業を見学し、そこから指導教諭と一緒に授業を作っていったのではないでしょうか??
 
しかし!!!
 
教員になってから最初の授業はいきなり自分1人です!!笑(学校にもよると思いますが)
 
 
使用する教科書などは知らされていないので、具体的な教材研究は難しいかもしれませんが、授業の流れをどのように進めるかは考えておいた方がいいと思います!!
 
 
なぜかというと、4月から働き始めると、設備の使い方、教室の場所、生徒や教員の名前など、覚えることがたくさんあります。
 
正直、授業内容を考えるための時間は思ったよりずっと少ないです…笑
 
 
最初の授業は不安と緊張で本当に大変なので、準備してもしすぎることはないと思います!
 
私は就職前に、先輩の先生方に「しておいたほうがよいこと」について聞いたのですが、みなさんは
 
「今のうちに遊んどきな!」
 
とおっしゃっていました。
 
 
確かに学生時代と比べると遊べる時間は少ないのですが、絶対授業準備をしていたほうが、後で楽です笑(4月は気疲れと学校に慣れるのに体力を使い本当にへとへとになりました…)
 
 
具体的な準備方法ですが、その学校の方針もあり、教材もどんなものを使うのか分からないとと思います。
 
基本的に、英語の授業は、
①ウォームアップ②前時の復習③教科書の内容理解④音読や口頭練習⑤コミュニケーション活動⑥まとめ
 
のような流れになると思います。
 
「この文法事項はこんなアクティビティがある」
「このウォームアップ面白そう!」
「このアプリ授業で使えそう!」
 
などといった知識はたくさんあるととっても便利です!
(なかなか授業を作りながら多くの授業づくりのインプットは難しく、知識0からの授業づくりは地獄です…)
 
そのため、
「どんな授業、生徒にも対応できるように、たくさんの知識を身に付けておく」
 
というのが大切になると思います!!
 
大学のワークショップに参加したり、英語教育の本を読んだり、できることはたくさんあります!!
 
私のおススメの英語教育本についてはこちらの記事をご覧ください!!
 

cleverapple.hatenablog.com

 

 

②テストづくりについて勉強しておく
 
続いてやっておくべきことは、「テストづくりについて勉強しておく」です!
 
 
大学で教員免許を取るために、英語の授業の作り方や生徒指導については学ぶかもしれませんが、なかなかテストづくりについては学ぶ機会がないと思います!
 
 
しかし、教員になってからテストづくりについて学ぶ機会があるかというと、そうでもないかと思います…笑
 
 
 
テストは配点や問題形式が少し変わるだけで、生徒の勉強へのモチベーション・点数・成績に大きな影響を与え、人生にも影響を与えてしまうものです。
 
 
例えば、授業でやったところを出題し、生徒が一生懸命勉強したとしても、生徒がその問題形式に慣れていないがために、点数を取れないということがあります。
 
 
他にも、授業ではコミュニカティブな授業をしていたとしても、テストでは暗記力を問う問題ばかりであれば、生徒は、
 
「テストに出ないのにどうして一生懸命ペアワークをやらなきゃいけないの?」
 
とこうなってしまうわけです。
 
 
 
私はテストによってその教員の真の力を見ることができると思っています!
 
なぜなら授業の到達目標とテストは密接にかかわっているからです。
 
(私も先輩の先生方に何度も添削してもらい、最近やっといい感じのテストを作れるようになってきました…)
 
 
 
ただ、テストづくりは本当に奥が深く、ちょっと気を抜くだけで何を測っているのかよく分からない問題になってしまいます。
 
 
よく聞くのは、
 
「1問1問について、なぜその問題をその出題形式で出題するのか、生徒の英語力の何を測りたいのかを答えられなくてはいけない」
 
という戒めです。
 
 
私もまだまだ勉強中なのですが、最近若林俊輔先生、根岸雅史先生の
 
『無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る』という本を見ながら、日々テストづくりを試行錯誤しています!
 
 
 
 
この本の中では、「ダメな問題形式の例」や「総合問題がダメな理由」、「自由英作文の課題を出す際に気を付けるべきポイント」などを挙げており、
 
 
「わー、そういえば、こんな出題してたわ…汗 確かにこりゃだめだな…」
 
 
と思うことがたくさんありました…笑
 
 
テストづくりの勉強としてオススメの1冊です!
 
 
 
③クラスルームイングリッシュの勉強
 
最後にやっておくべきことは、「クラスルームイングリッシュの勉強」です。
 
 
日常会話は英語に自信があったとしても、授業中に
 
「あれ、この指示って英語でなんていうんだろう」と思うことがしばしばあります。(少なくとも私の英語力では)
 
 
例えば、「プリントを1枚とって後ろに回して!」
"Take one and pass them on."という表現が使えます。(私はNetflixのテレビシリーズの授業のシーンから学びました笑)
 
 
他にも、"Please resume from where you left off."
 
など、意外と知らない表現がありました!
 
 
 
 
クラスルームイングリッシュは意外と普段の生活で使わない表現があったりするので、オールイングリッシュの授業に対応するために、自身の英語力を磨くだけでなく、クラスイングリッシュも勉強しておくことをおススメします!!
 
 
 
クラスイングリッシュは、実際にどんな授業をやるかイメージして、どんな指示を出したいかを考えておくとより効果的に学べると思います!!
 
 
 
 
まとめ
 
今回は、「英語教員採用が決まったらすべきこと」についてまとめてみました!
 
 
具体的には、
 
①「授業づくりの知識を蓄えておく」
②「テストづくりを勉強しておく」
③「クラスルームイングリッシュの勉強をしておく」
 
です!!
 
 
遊ぶのに忙しくても、時間を持て余している学生の方も
 
「今やるべきこと」
 
について悩んでいることがあれば、是非参考にしていただければと思います!!
 
 
 
それでは今日はこの辺で!!
 
 
楽しい英語学習を!!!