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新任英語教員のためのおすすめ英語教育本7選!

こんにちは!Clever Appleです!!

 

まだまだ暑い日が続きますが、みなさんはお盆をどうお過ごしでしょうか!

 

私は家でダラダラ本を読んだり、英語の勉強をしたりしていますが、基本的にぐうたら生活です!笑

 

たまには何もしないっていうのもアリですね!!

 

 

さて、今日は私が英語教員として新任の英語教員におすすめする(新任じゃなくても)、英語教育についての本を8冊ご紹介していきます!!

 

 

なぜ私が英語教育の本をおすすめするかというと、私もそうなのですが、新任の先生は授業づくりの知識や経験がベテランの先生方に比べ、圧倒的に少ないと思うからです!

 

 

オーストラリアのウーロンゴン大学でTESOL(英語教授法)を学んだ私ですが、はっきりいうと授業に直接役に立ったと思うのは、TESOLの授業ではなく、大学院卒業後に読んだ英語教育についての本でした!!

 

ただし、勘違いしないでいただきたいのは、もちろんTESOLの授業で学んだことは自分の授業に役立っているし、その知識や経験も活かしています。

 

TESOLの授業では、「授業の理想的な構成」、「どんな生徒にはどんな活動が適しているか」、「特定の生徒のための特定の授業方法」、「適切なフィードバックや添削の仕方」、「効果的な語彙学習の方法」などを学ぶことができました!

 

しかし、これらの知識だけではレッスンプランを作ることが難しいのです!

 

そのため、私はTESOLで学んだことは、なぜ(WHY)、どのように(HOW)、授業を行うべきであるかを学んだのに対し、英語教育の本からは授業の中で何(WHAT)をするかを学ぶところが大きいと思います!(もちろん逆もあります。)

 

 

新任の英語の先生は、なぜその英語の活動をしなければいけないかは分かっていても、具体的に授業の中で何をすればいいかが分からず、授業のプランを作ることが難しいかもしれません。(私もその一人です…)

 

 

そのため、今まで読んだ90冊くらいの英語教育の本から、すぐに使えると思った本を7冊ご紹介したいと思います!!

 

 

 

 1. 山本崇雄 (2019)『「教えない授業」の始め方』、アルク

 

まず、最初の一冊は山本先生の『「教えない授業」の始め方』です!

 

何を隠そう、私の普段の授業のベースはこの本で紹介されている授業です!

 

 

この本は、以前、大学の先生にいただいたものなのですが、初めて読んで、「こんな授業がしたい!!」と思った本です!

 

この本のキーワードは「教えない」というもので、私にとって目からうろこの本でした!

 

生徒が主体となって活動をし、英語の力を伸ばしていく。先生は最悪必要ない…笑

そんな授業が「私にもできるかも!」と思う内容です!

 

Sight Translationシートを利用した、Quick ResponseやBack Translationなどといったすぐに授業で実践できる内容が書いており、新任の先生にもピッタリです!

 

 

この本の内容をベースにアレンジしたり、他の本から学んだ内容を取り入れて基本的な授業を作っている私にとって、私の英語授業のバイブルと言っても過言ではありません!笑

 

山本先生は、他にも「教えない授業」についての本を出していますが、私は全部読みました!全部オススメです!!

 

 
 
 2. 田尻悟郎 (2010) 『生徒の心に火をつけるー英語教師田尻悟郎の挑戦』、教育出版
 
さて、2冊目の本は、田尻先生の『生徒の心に火をつける-英語教師田尻悟郎の挑戦』です!
 
田尻先生は、何冊も英語教育の本を出版し、テレビでも取り上げられる、私の尊敬する先生です!!
 
今は関西大学で教えられています。
 
 
この本の中で、「なぜクラスイングリッシュが重要なのか」、「生徒に積極的に英語を使わせる指導」、「教科書の内容をより深く学ぶための発問」、「テストの重要性」などを説いています。
 
ちなみに、様々な文法についてのアクティビティの例も含まれており、私はその中の1つをアレンジして模擬授業で行いました!
 
 

「凡庸な教師は、ただ話す。

 良い教師は、説明する。

 優れた教師は、態度で示す。

 偉大な教師は生徒の心に火をつける。」

 

アメリカの教育者であったウィリアム・ウォードの言葉らしいのですが、とっても心に響きます!!

 

私は、限られた授業時間の中で、ただ説明することによって生徒の力を伸ばし、深い学びをさせることは難しい。

それよりも、生徒に英語を好きになってもらい、モチベーションを高めることで、生徒の力を伸ばすという風に解釈しています!

 

田尻先生の講演会に最近初めて参加したのですが、本の中の内容は先生の考えのほんの一部なのだなあと思いました…笑

 

それでも田尻先生の本はとても興味深く、授業の参考になること間違いなしです!!

 

他にも、『田尻悟郎の英語教科書本文活用術!―知的で楽しい活動&トレーニング集』『(英語)授業改革論』は一度読んでみて損はないと思います!!

 

 
 
 3. 菅正隆、田尻悟郎、中嶋洋一 (2004)『英語教育ゆかいな仲間たちからの贈りもの』日本文教出版
 
この本も、先ほどの田尻先生と、菅先生、中嶋先生が書かれた本です!
 
この本は、「テスト作りについて」、「グループワーク、ペアワークのコツ」、「具体的な使える活動」、「生徒の授業評価について」、「英語授業・学習で必要なこと」などについて書かれています!!
 
 
ちなみに私は、中間テスト後に生徒に対して匿名で授業アンケートを行ったのですが、この本の生徒による授業評価を参考にしました!!
 
田尻先生だけでなく、菅先生、中嶋先生も私の尊敬する英語授業実践をされている方で、先生方の本も何冊か読みました!
 
 
 
 
 
4. 田中武夫、田中知聡 (2009)『英語教師のための発問テクニック―英語授業を活性化するリーディング指導』、大修館書店
 
続いては、授業の「発問」についての本です!
 
 
教科書を使った授業は、①理解、②暗記、③応用、④発展と展開していきますが、私は教科書の上手な使い方、発展のさせ方が分かりませんでした…
 
 
この本では、教科書内容の理解にとどまらず、教科書を使って生徒に内容を考えさせる方法をご紹介しています!
 
具体的な授業の指導案例や生徒の思考力を活性化させる発問、Pre-Reading, While-Reading, Post-Reading それぞれの段階の指導方法など、教科書の活用方法について学ぶことができます!!
 
 
 
「教科書を表面的になぞって、生徒が理解しになった気がするけど、実はあまり学べていない」という問題の解決に役立った本です。
 
 
 
 
 
 5. 磯田貴道 (2010)『教科書の文章を活用する英語指導―授業を活性化する技108―』、成美堂
 
 
さて、続いて本も、教科書の文章の活用方法についての本です!
 
この本は、『英語教師のための発問テクニック』よりもより具体的に108個の教科書文章活用術が記載されています!
 
「伝言ゲーム」や「ジグソー活動」、「グループでのリレー形式のリテリング活動」、「教科書内容について生徒に質問を考えさせる活動」など、すぐに授業で使える活動が盛りだくさんです!
 
私もいくつかのアクティビティを授業で取り入れてみたり、これから実践してみようと思っています!
 
何といっても、次の日から授業で実践できるのが良いですね!!
 
 
 
 
 6. 金谷憲、久保野雅史、高山芳樹、阿野幸一 『大修館 英語授業ハンドブック 高校編 DVD付』、大修館書店
 
 
さて、お次は、『英語授業ハンドブック』です!!
 
 
この本は、「スモールトーク」、「辞書を用いたクイズ」、「文法事項ごとの授業例」、「スピーチ」、「ディベート」、「発音指導」、「ロールプレイ」、「音読指導」など多岐に渡った内容が盛り込まれています!!
 
内容がとにかく多く濃いので、この一冊を読んでおけば、大体授業づくりの概要が見え、たくさんのヒントを得ることができると思います!!
 
「超簡単ディベート」などは私もこれからやってみたいなと思っている活動です!
 
 
逆に学ぶことが多すぎて、まだまだ実践できていないことも盛りだくさんです…笑
 
 
 
 
 
 まとめ
 
今回は、「新任英語教員におすすめする英語教育本」を7冊ご紹介しました!!
 
 
まだまだオススメの本はたくさんあって、全てをご紹介することはできないのですが、この夏休み中に是非読んでみてはいかがでしょうか!
 
みなさんのおすすめ本があれば是非教えて下さい!!
 
 
それでは今日はこのへんで!!
 
 
素敵な英語学習を!!!
 

オーストラリア大学院留学体験記⑲オーストラリア到着編2

こんにちは!Clever Appleです!!

 

今日は私の留学体験記を書いていこうと思います!

 

19回目の今回は、「オーストラリア到着編」についてです!

 

内容としては、「私のオーストラリア到着時の体験」です!

 

 

 

上の写真は私が留学中に友人たちと飲んでいたワインです!

 

私はお酒よりも、お茶やソフトドリンクの方が好きなので、甘いワインをよく飲んでいました!笑

 

味はとても甘く、ジュースのようなワインです!

 

そんなに高くないので、もしオーストラリアを訪れた際には、試してみては!?

 

ちなみに、オーストラリアのお酒屋さんでお酒を購入するためには、18歳以上であることを示す、身分証明書が必要になります!

 

私は身分証明書はパスポートしか持っていなかったので、いつもパスポートを持ち歩いていました(あまり良くないと思う…笑)

 

ちなみに、お酒を購入する際、同伴者に未成年の人がいると買えないらしいです(あくまで噂です… 子ども連れの方とかはどうするんだろう…笑)

 

 

 

 

さて、今回は前回に引き続き、オーストラリア到着後の過ごし方についてです!

 

前回についてはこちらの記事をご覧ください!!

 

 

 

 

さて、空港までの送迎サービスを利用した私たちを乗せた車は、一緒に乗っていた女の子を別の寮で降ろし、私はついにこれから住むことになる「キャンパスイースト」に到着します!

 



 

入口のドアからフロントに向かうと、おばさまが寮についての色々な説明をしてくれました!

 

しかし、私はそのおば様の話を正直あまり聞いていませんでした…笑

というより、聞けなかったのです。

 

 

まず、飛行機の長旅でとても疲れており、送迎サービスの車の中でも正直ウトウトしていました…笑

 

一緒に乗っていた女の子も少し寝ていたし、運転手の方も「みんな疲れて、良く車で寝ている人を見るよ」と言っていました!

 

それに加え、初めて会う人と話す緊張感。人見知りな私は、緊張して、リラックスして話を聞くことができませんでした…

 

最後に、フロントのおば様のアイシャドウがとても鮮やかな青だったのです(以下、「青の衝撃」とする)!

 

例えていうならば、クジャクの顔くらい青いのです!!

 

私はそのおば様の話を聞くふりをしながら、「青っ!!!青すぎやしない!?」とだけ考えており、内容が全く耳に入ってきませんでした。

 

 

私は睡魔、緊張、青の衝撃によりとても話を聞ける状態ではなかったのです。

 

 

 

 

おば様の寮についてのオリエンテーションが終わり(おば様、ごめんなさい…)、寮の管理学生?のような女の子が私の部屋まで案内してくれました!

 

「疲れているでしょう」と言いながら、私のスーツケースを持ってくれました!優しい!!

 

部屋に着き、部屋についての短い説明が終わった後に、「何か質問は?」と聞かれたので、私は、「Wi-fiのパスワードを教えて」と伝えたところ、「分からない」と言われました笑

 

それもそのはず、後で調べてみるとパスワードは自分が事前に設定したものであって、それをすっかり忘れていました…笑

 

 

その後、お腹が空いていた私は朝食を食べにカフェテリアに向かいますが、朝食の時間は終わっているとのこと!がびーん!!(これからキャンパスイーストを利用する方は、ご飯の時間に間に合うように到着することをおススメします。)

 

 

 

そこで私は3時間くらい寝たい気持ちを抑え、疲れた体に鞭を打って買い物に出かけることにしました!!

 

なぜかというと、キャンパスイーストには枕、シーツ、布団などが用意されていないため、今日中に買いに行かなければ、そこに安眠はないのです!!

 

 

詳しくは、キャンパスイーストについての記事をご覧ください!!

 

 

そこで私が選んだお店が、「ターゲット」という雑貨屋さんです!!

 

寮の管理学生に事前に教えてもらったのは、「ターゲット」Kマートというお店ですが、ターゲットは無料のシャトルバスで比較的近いのに対し、Kマートはとても安いのですが、少し遠く、バスを乗り換える必要があるとのこと…

 

そのため、スマホのデータも使えず、遠くに出かけるのが不安な私はターゲットへ!(どうやらターゲットは有名らしく、オーストラリアに留学した私の友人からも事前に聞いていました!)

 

 

まずはグーグルマップを頼りに寮近くのバス停を探します。

 

バス停の場所が定かではなかったので、バス停に向かう途中、歩いてきた学生らしき水着の女の子に声をかけてみます(近くにビーチがあり、そこで泳いできたらしい)。緊張の一瞬です。

 

「すみません、シャトルバスのバス停はこっちですか。」

 

「ごめん、わたしも最近来たばかりで、あなたの思ってるシャトルバスか分からないけど、こっちであっているわよ。」

 

こんな感じの会話だったと思います。

 

私は、「あ、合ってて良かった!教えてくれて優しいな~」と思いました。

 

 

 

その後無事にバスに乗れたのもつかの間、バスの中に、日本のバスで言う交通系ICカードをタッチするパネルがを見つけました。

 

 

「あれ、無料だって聞いていたけどな… あとでお金払わなきゃいけないのかな。というかこのバス全然バス停のアナウンスないけどどう降りるんだろう?遠くの方へ行ってしまって帰れなくなったらどうしよう。」

 

 

色々な不安が頭の中をよぎります。

 

そこで私は、近くにいたタトゥーの入った恐そうなおっちゃんに声をかけてみることにします。

 

「すみません…」

 

「・・・・・・」

 

聞こえてなかったのかな?と思った私は、今度は大きな声でもう一度呼びかけます。

 

「すみません!!!!」

 

「・・・・・・」

 

聞こえてなかったのか、無視されたのかは分かりませんが、ともかく無反応でした…笑

 

 

次に私が声をかけたのは、優しそうなおばあさま。

 

私が声をかけると、その女性はあきらかに動揺しています。きっと私のことを色んな人に声をかける変人だと思ったのでしょう。

 

「すみません、このバス停で降りたいんですけど、これってどうやって降りたらいいんですか。」

 

するとそのおばあさまは、「私もそこで降りるからその時教えてあげるよ」と言われました!

 

 

おばあさま!!!泣 女神!!泣

 

 

オーストラリア(少なくともウーロンゴン)では、日本のバスのように次のバス停のアナウンスが無いため、自分でグーグルマップなどを利用して降車ボタンを押さなければならないのです!!(初めてでは分からんよ…泣)

 

 

無事にターゲットで最低限のものを購入し、バスで帰宅しました。

 

ウーロンゴンのシャトルバスは「A」と「C」があります。なぜBはないのだろうと思っていましたが、Aはanticlockwise(反時計回り)、Cはclockwise(時計回り)の略だということを後で知りました。

 

 

 

 

その日の戦利品がこちら!!

 

 

シーツ、掛布団、枕、水、ハンガー、洗濯ばさみです!!

(新学期近くなると、よく枕を片手に歩いている大学生を目にします笑)

 

これで今夜はひとまず安心して眠れる!と思うとどっと疲れが出て、寝てしまいました…

 

 

 

 

空腹で目が覚め、起きるとちょうど夜ご飯の時間です!!

 

私は意気揚々とカフェテリアに向かいます!

 

 

カフェテリアでご飯をもらい、友達のいない私は開いている席を探し、1人で腰掛けます。

 

その時の食事がこちら。

 

 

この時の夕食はたまたま質素な感じだったのですが、(いつもはもう少し豪華)このとき私は、「一人だし、ご飯あんまり美味しそうじゃないし、これから先やっていけるのか?」ととっても不安でした…

 

周りでは既にグループのようなものができ、楽しそうに食事をしています。

 

人見知りの私はもちろん声をかけず、声もかけられず、1人で黙々と食べました…泣

 

 

寂しい夕食を終え、シャワーを浴び、長かった一日を、得体のしれない変な動物の鳴き声と、どうやら近くの棟で行われているパーティーでの若者の叫び声をBGMにベッドで終えるのでした。

 

 

 

長くなりそうなので、今日はこのへんで!!

 

 

みなさんの留学が素晴らしいものになりますように!!!

英語教員になって4か月で気が付いたこと!

こんにちは!Clever Appleです!!

 

みなさん、お久しぶりです。

 

大変暑い日が続きますが、みなさんどうお過ごしでしょうか?

 

私は、英語教員として今年の4月から働き始め、4か月が経ちました!!

 

まだまだ右も左も分からず、ブログも更新できませんでしたが、今は夏休みで時間と心の余裕があるので、少しずつ新しい記事を書いていければと思います!

 

 

 

そこで、今回のテーマは、「英語教員になって4か月で気が付いたこと」です!!

 

教員になって間もない私が、偉そうに語っていきます笑笑

 



 

上の写真は、先日行った夏祭りの様子です!

 

私は夏は暑いのであまり好きではなかったのですが、今年の夏は、川でバーベキューをしたり、スイカを食べたり、ビアガーデンに行ったり、夏の良さを少しずつ感じ始めています笑(それでも暑すぎる!!)

 

 

 

 

英語の教員として働き始め、4か月が経ちました。

やはり聞いていた通り、大変ではあるものの、とってもやりがいがあり、楽しい仕事だと思っています!

 

現在私は担任を持っておらず、ずっとやりたかった、「英語授業づくり」に励んでいます。

 

「絶対楽しんでくれる!」と思った活動が、あまり盛り上がらなかったり、「力はつくだろうけど、あまり面白くはないよな~」と思っていた活動が意外と好評であったり、試行錯誤しながら学ぶ毎日です…笑 教室でしか学べないことはたくさんあります!

 

最近は、他の先生方の授業を見学させていただいたり、英語教育のワークショップや講演会にも参加して、たくさんのことを学んでいます!(そこでとっても良い授業実践などを見ると、「すごい!」と思いつつも、自分の自信をなくしたりもします…笑)

 

 

 

まだ4か月しか経験のない、新米の私ですが、それでも「英語の授業」がやりたくて教員になった身として、授業だけは他の教員に負けたくないのです!!(ベテランの先生方からしたら、まだまだだろうけどそれでも!!)

 

 

そこで、今回は「英語授業」について、私が気が付いたことを3つほどご紹介したいと思います!!

 

 

 

 1. 生徒との信頼関係について
 
さて、1つ目は、「生徒との信頼関係」についてです!
 
 
私は、教員になる前は、「良い授業をすれば、生徒から信頼され、ついてきてくれる」と思い込んでいたのですが、どうやらそうではないらしいのです。
 
 
生徒からしたら、「こんな良くわからんやつの授業をなんで真面目に聞かなきゃいけないんだろう」と感じていると思います笑
 
たしかに、知らない人から偉そうに「~しろ!」と言われても「この偉そうな人誰?」ってなるだけだなと思いました笑
 
 
私が考えていた、「良い授業をすれば、生徒から信頼され、ついてきてくれる」というのは、むしろ逆で、「生徒との信頼関係が築ければ、生徒は授業を聞いてくれる」のだと思いました!
 
 
先生方からすれば、「何を当たり前のことを!」と思うかもしれませんが、私は気が付くのに3か月ほどかかりました…笑
 
 
 
私は人見知りのため、「静かで真面目で全然笑わない人」だと思われていたそうなのですが、生徒と話していく中で、その誤解も解けていったようです笑笑
 
生徒が私のことを知ってから、また、私が生徒のことを知ってから、授業がとってもやりやすくなったのです!!
 
 
そういう意味で、授業ももちろん大切ですが、「授業時間外」にどれだけ生徒のことを知ることが大切かを身をもって体験した経験でした!
 
 
 
 
 2. 自分に自信を持つこと
 
 
新任の私は、まだまだ授業の経験が浅く、「自分のやっていることが本当に正しいのか」と思うことがよくあります。
 
 
私は、授業の中で「ペアワーク」や「グループワーク」をたくさん取り入れています。私の今のモットーが、「授業毎に、生徒が友達のことをもっと知ることができる授業」と、「Learn a little, use a lot」だからです。
 
そうすると、今までの異なる授業形態に慣れている生徒は、「前のほうが良かった!」「なんでペアワークなんかやるの?」という声も聞くようになります。
 
 
私にとってはとてもショックな出来事で、結構落ち込みました…泣
 
でもショックを受けたのは、私の「芯がブレている」からだと気が付いたのです!
 
生徒は教員のことをよく見ていて、自信がなさそうにしていいるとよく気が付くようです。
 
授業の経験があまりないと、自信を持って授業をすることは難しいと思いますが、「なぜその活動が大事なのか」、「自分の教育の信念がなんなのか」を生徒に説明できないとだめなのだと感じました。
 
生徒に意見されて動揺する私もまだまだですが、自信と信念を持って「生徒のためになる授業」をすれば、生徒もいつかきっと納得してくれると信じて授業をしていきたいなと思った出来事でした!
 
 
 
 3. 生徒の目線に立った授業を
 
教員1年目は、まだ授業を作って、慣れていくのに精いっぱいだという話をよく聞きます。
 
私も授業のストックがまだないため、いつも時間に追われながら、「これでうまくいくだろうか」と心配することもあります…笑
 
 
最近ある英語教育のワークショップに参加したのですが、自分たち教員が、生徒役になってアクティビティをする機会がたくさんあるものでした。
 
 
 
 
そこで気が付いたのは、「生徒の立場として授業を考えていなかった」ということです。
 
自分が今までやってきた授業は、「本や論文から良いと思った活動をつなぎ合わせて作る」というものでした。
 
 
授業アンケートなどで生徒の意見は聞くことができるものの、「生徒が授業を楽しめているのか」、「頭を使って考えさせられているのか」、「与えている時間が適切か」などは、やはり生徒目線にならないと分からないと思ったのです。
 
ワークショップの授業を生徒として体験し、「そういえば、私の授業で生徒はどんなことを考えながら、どのように思っているのだろう」と考えるきっかけになったのです!
 
 
授業が分かりやすいか、時間は十分にあるか、考えることができる内容なのかは、教員が生徒として授業を受けてみないと、主観的な分析しかできないと思いました。
 
 
 
 
授業は、指導案が完成して完成なのではなく、生徒がその授業を受け、どのような思考をしているのかを予想することができて、初めて完成するのかなと思いました!!
 
 
 
 
 
 4. まとめ
 
今日は「私が英語教員になって4か月で気が付いたこと」について書きました!
 
 
私がすごい偉そうに書いていて、「全然違うよ!!」と思う方もいらっしゃると思いますが、経験がないなりに、私が教員として学んだことをまとめました笑
 
 
まだまだ勉強中ですので、温かく見守っていただければ幸いです!!
 
それでは今日はこのへんで!
 
 
 
楽しい英語学習を!!!
 

オーストラリア大学院留学体験記⑱ オーストラリア到着編1

こんにちは!Clever Appleです!!

 

今日は私の留学体験記を書いていこうと思います!

 

18回目の今回は、「オーストラリア到着編」についてです!

 

内容としては、「私のオーストラリア到着時の体験」です!

 

 

 

 

 

上の写真は、シドニー国際空港」の写真です!

 

私は日本を出国する前に、大学の無料サービスである、「空港へのお迎えサービス」を申し込んでいたのですが、ここがそのサービスを申し込んだ学生の待ち合わせ場所でした!

 

 

 

 

 

今日は、待ちに待った、オーストラリアへの出発についてです!!

 

 

2月8日、私はオーストラリアへ出発するために、羽田空港へと向かいます。(1人で。)

 

 

なぜ1人で向かったかというと、飛行機のチケット代が一番安い日を選んだのですが、それが平日で、家族もパートナーも仕事があったからです。

 

 

 

というのは、ただの言い訳で、あまり友達がいないからです笑笑

 

 

 

海外旅行は何度か行ったことがあるのですが、それでも1人で海外に行くのは不安です。しかも今回は初めての長期滞在。

 

 

 

正直、留学する前は、「今までオンラインで受けてきたし、後の半年もオーストラリア行かずにオンラインでもいいじゃん」とも思っていました。

 

 

何せ準備が面倒くさい!!

 

留学エージェントに提出する書類の準備、Visaの発行、GTE(留学になぜ行くかを書く書類)、パスポートの更新、コロナに関する書類の準備、陰性証明書の準備etc...

 

 

羽田空港で1人、飛行機を待っているときには、「楽しみ3:不安:7」くらいでした…

 

 

海外に行く飛行機ってなぜあんなに不安になるのでしょう…私だけでしょうか…笑

 

なんか周りはオーストラリアの人ばっかだし、オーストラリアに着いて、お迎えの人がいなかったらどうしようとか、自分の英語が全然伝わらなかったら、聞き取れなかったら…など、色んな不安に飲み込まれました…

 

 

しかも!!!

 

 

飛行機が約1時間遅れているというのです!!

 

私の勝手な海外のイメージなのですが、海外では、「適当だから、時間を過ぎたらお迎えの人はもう来てくれないので、自分で電車で寮まで行かなければならない」という思い込みがあったのです。

 

 

そんな不安を抱えながら、飛行機に乗り込みます。

 

 

 

機内食はこんな感じでした!

 

 

 

 

 

 

ハーゲンダッツがとっても美味しかった!!

 

 

 

 

 

それから数時間後、オーストラリアに到着しました!!

 

 

飛行機が着陸した際、感じたことは、「ついに着いた!」という喜ばしい感情ではなく、「ああ、ついに着いてしまった…もう後戻りはできない…」というネガティブな感情でした。

 

 

今まで1年間日本からオンラインで授業を受けてきて、その大変さが分かっているので、1人暮らしと勉強の両立ができるのか、また、最後の学期には「卒論のようなもの」を書く授業があったので、無事卒業できるのか、常に不安でした…

 

 

飛行機を降り、約束の「お迎えサービス」の集合場所に向かうと、飛行機の遅れのせいか、案の定お迎えサービスの人がいません…笑

 

 

「なんだよ~飛行機で疲れているのに、交通系ICカードを手に入れて電車で向かうのか~…」と思っていたら、その集合場所に日本人らしき女の子を発見!!

 

話しかけてみると、私と同じ「ウーロンゴン大学」の学生とのこと!!

 

 

その方と雑談しながら、「来ないね~」と10分ほど話していると、1人のオーストラリア人の男性が「UOW」と書かれたプラカードを持って近づいてくるではありませんか!!

 

 

私は、「UOWやるじゃん!笑 適当じゃないじゃん!」と思いました笑

 

 

そのオーストラリアの男性は、運転手らしく、一緒に送迎車まで向かいました。

 

 

日本はまだまだ寒かったので、私は厚めの上着を着ていたのですが、空港の外に出てみると暑い暑い!!

 

その運転手の方に、「その上着はオーストラリアでは必要ないね笑」と笑われました笑

 

ここで初めてオーストラリアに来たことを実感します笑

 

 

 

 

私は送迎車というのは、マイクロバスのようなものを想定していたのですが、いざ見てみると、「ごく普通の自家用車」だったのでとても驚きました笑

 

 

それに、車にもUOWの文字はないので、「本当にこの人大学の人か?詐欺師かなんかじゃないのか?」と疑ってしまったほどです笑(ごめんなさい…笑)

 

 

それから寮へは確か1時間~1時間半くらいの道のりだったと思います。

 

 

窓から見える初めてのオーストラリアの景色はとっても新鮮で、セブンイレブンが見えたときはちょっと嬉しく思いました笑

 

 

車内では、先ほど出会った女の子と運転手が楽しそうに談笑しています。

 

彼女は、オーストラリアは2回目らしく、フレンドリーに話しています。

 

 

一方私は…

 

 

ここで持ち前の人見知りを発揮し、質問されたことに短く答えるだけ笑笑

 

 

運転手も「あ、こいつはだめだ」と思ったのか、再び女の子との楽しそうな会話を始めます。

 

私は、飛行機と緊張でどっと疲れていたので、うつらうつらしながら2人の談笑を聞いたり聞かなかったり…笑

 

 

途中で運転手の方が特別な場所へ連れて行ってくれました!!

 

 

その場所というのが…!!!!!!

 

 

 

 

 

 

ここです!!

 

 

長い坂を上った丘の上にレストランがあるのですが、そのレストランの近くで車を停め、私たちを降ろしてくれました!

 

私は「ガイドブックで見た景色と一緒だ!!」ととっても興奮しました!

 

さわやかな風が心地よく、植物も日本と違うせいか、「オーストラリアの匂い」のようなものを感じました! 目を閉じて深呼吸をするととっても気持ちが良かったです!

 

それぞれの国で「匂い」って結構違いますよね!?

 

 

「ここがオーストラリアか!ウーロンゴンか!」と嬉しくなったのもつかの間、再び車乗り込み、私たちは寮へと向かいます。

 

 

そして約15分後、これから私が約半年を過ごすことになる「キャンパスイースト」に到着することになるのです。

 

 

 

記事がとても長くなってしまうので、内容については何個かの記事に分けたいと思います!

 

 

それでは今日はこの辺で!!

 

 

皆様の留学が素晴らしいものになりますように!!!

 

 

 

オーストラリア留学で太った?痩せた??

こんにちは!Clever Appleです!!

 

 

今日は、オーストラリアに半年間留学していた私の食生活と、体重の増減について話していこうと思います!!

 

 

 

 

みなさんは、留学中の食生活と聞いて、どんなものを想像しますか??

 

 

私は勝手に、アメリカに留学に行った結果、ハンバーガーやファストフードを食べ過ぎて、久しぶりに会った家族や友人に、え?だれ?と言われるくらいに太ってしまう」というイメージでした…笑

 

 

私が聞いたことがあるのは、食生活はもちろん関係ありますが、「少し太っても、周りにはもっと大きな人たちがたくさんいるので、まだまだ大丈夫だろう」と安心して、たくさん食べてしまうからだそうです。(たしかにありそう…笑)

 

 

 

そのため、「まあ留学したら結構太ってしまうだろうけど、まあしょうがないか!!」と楽観的に考えていました。

 

 

 

私の場合、どうだったかというと.......

 

 

 

 

 

 

 

 

3キロ痩せました!!爆笑

 

 

 

 

 

 

今日は、留学中に3キロ痩せて帰ってきた私の、オーストラリアでの食生活をご紹介したいと思います!!

 

 

 

私は、オーストラリアのウーロンゴンという場所で、寮生活をしていました。

 

私が住んでいた、「キャンパスイースト」についてはこちらの記事をご覧ください!!

 

 

 

 

基本的に、寮では朝食と夕食が提供されます。(昼食は提供されません)

 

 

しかし、前の記事にも書きましたが、キャンパスイーストでは、夜7時20分以降になると、時々夕食の残りを貰えるため、それを次の日の昼食にしていました。

 

 

ちなみに、余っているかどうかは運です。私は、貴重なカロリーを得るためにしのぎを削る、他の学生と「いやいや、私はいいから君が食べなよ~」とかいいながら、どうにかしてさりげなく明日の食糧を得るための心理戦を繰り広げていました。

 

 

シェフもなかなか時間に厳しく、20分ちょうどにならないと余りを提供してくれません…笑

 

時計の針が20分になっているのに、「いや、まだだ、あと1分!」と言われたときは、「いやいや、どう見ても20分でしょうよ!」と闘いました笑 (結果は負けました。シェフの権限です。)

 

シェフによっては、「食中毒になる可能性があるから、余りは提供しない」という方もいて、「まあ確かに」と思いつつも、「いや!それでもよこせーーーーーー!!!」と内心感じていました笑 他の飢えた多くの学生も、そう感じていたと思います。

 

 

また、時には朝食のパンや卵をサンドイッチにしたり、リンゴやバナナなどのフルーツを盗んで、昼食として食べていました。(でもほんとはあまり良くなくて、私はこそこそ持って帰っていました笑)

 

 

 

しかし!!!私はたくさん食べるので、それでは全然足りないのです!!!

 

 

しかも、前の記事にも書いたように、「ご飯のレパートリーがあまり多くない」ので、昼食も同じものを食べていたらかなり飽きてしまいます…

 

 

そのため、私は時々昼食を食べずにいました。

 

 

 

しかし、毎日勉強やレポート漬けの日々、毎日毎日本当にお腹が空きます。

 

 

 

 

ある日の夜、いつものように腹ペコで食堂に向かった私は、大量のお米、コーン、カボチャ、じゃがいもなどを皿の上に乗せてシェフに渡しました。(これらは食べ放題で、主菜を2種類シェフが渡したお皿に乗せてくれます。)

 

 

すると、「ちょっとちょっと!!あなた!主食を乗せすぎよ!おかずを置くスペースがないじゃないの!!」と怒られてしまいました…笑

 

 

それから、あまりご飯を取りすぎるのを自粛していたのですが、そうするとお腹が空く空く!!!!

 

 

朝食の時に作ったサンドイッチや夕飯のあまりものでは全然足りず、いつもお腹がグーグー鳴っていました笑笑

 

 

そのため、時々食堂に忍び込んで、フルーツやクッキーを盗んで食べ、夕食の時間になったら猛ダッシュで食堂に向かい、むさぼるようにご飯を食べていました笑笑

 

 

日本にいるときは、私は結構チョコレートなどを間食していたのですが、オーストラリアでは物価も高く、なるべく節約したかったので、間食もあまりしませんでした。(時々は買ってた)

 

 

 

その結果、私は「空腹の大切さ」を学びました笑

 

 

お腹が空いていると、飽きているご飯でも少しは美味しく食べられるし、たまに行く友人との外食は泣きそうになるくらい美味しく感じました笑

 

 

他にも、私の日本食が大好きなオーストラリアの友人は、時々寿司パーティーを開催してくれ、飢えに苦しむ私を救ってくれました… (めちゃめちゃ日本食を愛してるらしく、夜ご飯にいつも卵かけご飯と納豆と味噌汁を食べていました。)

 

 

日本にいる時は、「空腹」=「不快な感覚」というイメージだったのですが、オーストラリアで、空腹と食べ物のありがたみ、美味しさを学ぶことができました!笑

 

 

今では空腹の感覚に快感さえ覚えています爆笑

 

 

 

その後も時には誘惑に負けてお菓子を買い食いしたり、食堂のシェフに怒られない程度のギリギリのご飯の量を攻めたりして、なんとか卒業することができました!!笑

 

 

 

私の日本での友人でも、留学時には節約のために結構節約をした結果、日本にいる時よりも減ったという方が数人いました。

 

 

英語を身に付けながら、将来役に立つ勉強もし、体重も減る、「留学ダイエット」なんていかがでしょうか?笑

 

 

食べることが大好きな私にとっては、オーストラリアでの食生活はつらいこともありましたが、今ではもっと食べることが好きになったので、結果オーライとしましょう!笑

 

 

 

(ちなみに、卒業前に行ったケアンズでは、観光で、お金を気にせずお腹いっぱいになるまで食べたので多分少し太りました笑笑)

 

 

これから留学に行く方、「太っちゃうかな~...」という心配もあるかもしれませんが、お金を気にしながら生活すれば、意外とダイエットになることもあるので、体重のことはあまり気にせずに勉強、留学生活楽しんでください!(たまにはチートデーや外食の楽しみも忘れずに笑)

 

 

 

他にも、大変だった海外での食生活や、どう食費をやり繰りしたかを教えていただけると幸いです!!

 

 

 

 

それでは今日はこの辺で!!

 

 

 

楽しい留学生活を!!!

 

 

 

 

 

英検1級の受験が終わりました!!

こんにちは!Clever Appleです!!

 

 

今回は今年(2023年1,3月)に受験した「英検1級」の受験についてと、その勉強法について書いていこうと思います!!

 

英検1級をこれから受験する方が少しでも参考になればと思います!

 

 

 

 

 0. 受験結果について
 
私は、2023年1月に英検の1級の一次試験を受け、無事合格することができました!!
 
 
 
そして、その後、3月の初めに二次試験を受験したのですが、結果は………
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

無事に合格することができました!!!!

やったー!!!

 

 

 

ちなみに、全体のスコアはこんな感じです!!

 

 

 

 

 

決して自慢できるスコアではなかったのですが、それでもとっても嬉しかったです!!

(リスニングどうした…笑笑)

 

 

実は、私はオーストラリア留学前に受験する気でいたのですが、コロナで申込期間が変更になっているのに気が付かず申し込みをすることができませんでした…笑

 

 

そのため、今回が英検1級の初受験になるのですが、合格できてよかったです!!

 

今回は、「英検1級の準備をどんな感じで進めるか」「受けてみた感想」などを共有できたらと思います!!

 

 

 

 1. 単語準備
 
英検1級と聞いて、みなさんが結構思い浮かべるのは「単語を覚えるのが難しい」ということだと思います。
 
 
私も単語を覚えるのには大変苦労しました…
 
 
受験すると決めてから、私は、旺文社さんの『でる順 パス単』を購入しました!
 
 

 
最初の方は見たことのある単語も多かったのですが、最後の方は、「なんだこれ、見たことない!」という単語ばかりで、購入して直後絶望しました…笑
 
 
 
単語・熟語合わせて2400語あるので、力技で覚えるのは、英語がめちゃくちゃできる人や、暗記が得意な人でないと厳しいかもしれません…
 
 
そのため、私は大体「語呂合わせ」と、「接頭辞」で覚えました!
 
どうしても覚えられない単語を「〇〇 覚え方」などで検索し、その語呂合わせで覚えることが多かったです!
 
 
英単語の覚え方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください!!
 

 

繰り返し何度も単語帳を繰り返し、単語帳がボロボロになっても、まだ覚えられない単語がゴロゴロあり、何度もくじけそうになりました…

 

 

そこで、オーストラリアの友人に、単語帳の1ページの写真を送り、「この単語って普段使う?」と聞いてみたところ、11単語中

 

使わない 3 

あまり使わない 2

時々使う 3

使う 3

 

と答えていて、「やっぱりあんまり使わない単語あるじゃん!」と思いつつも、「あ、でも一応使う単語もあるんだ…」と複雑な気持ちになったのを覚えています…笑笑

 

 

 

また、私は英検の勉強中、時々ディズニー+ネットフリックスで映画を観ていたのですが、ハリーポッターで、意外と英検1級の単語帳に出てくる単語が出てくるのに驚きました!

 

他にも、『リトルマーメイド』インサイドヘッド』にもちょこちょこ英検の単語が出てきて、「意識して観ると意外と使っているんだなあ!」という印象を受けました!

 

 

また、映画で実際に使っているところを見ると、やるきも上がるし、例文として強くイメージが残るので、これは大分単語暗記に役に立ったと思います!!

 

 

 

 2. リスニング
 
続いては「リスニング」についてです!
 
 
リスニングは、ずっと前から苦手なので、結構映画を観たり、ポッドキャストを聴いたりしているのですが、今回もとても良いスコアとは言えませんでした…笑
 
 
一応、映画も結構聞き取れる様になってきたし、英検の過去問も1,2ミスだったのに、本番ではあまりよくなかったのは、「集中力」の問題かもしれません…笑
 
 
だとすると、もう「テスト」で高得点を狙うのは難しいのでは?とも思います笑
 
 
英検のリスニング対策でも、メインは「シャドーイング」をメインに学習しました!
 
英検はリスニングの内容も面白いので、適当な問題集を繰り返し解く方法で点数は上がると思います!!
 
 
基本的に、リスニング対策はIELTS受験と変わらなかったので、詳しくはこちらの記事をご覧ください!!
 
 
 
 
 

 

 3. リーディング
 
リーディングも特にIELTSの受験と変わらず、楽しみながら解いていくだけです!!
 
詳しくはこちらの記事をご覧ください!!
 
 
 
 
一次試験はリーディングとライティング合わせて100分間で結構疲れます…
 
多くの参考書では、「ライティングに25分から30分かけるといい」と書いてあります。
 
しかし、個人的には、ライティングは考えたことがないトピックだと考えるのに結構時間がかかるので、「リーディングを60分以内に終わらせ、残りをライティングに使う」といったことを目標にするといいと思います!!
 
リーディングスピードが上がってくれば、結構余裕を持って解けると思います!!
 
 
リーディングも、基本過去問を買って解くだけですが、何度も同じ問題を解くのはつまらないので、追加でリーディングの参考書を買ってもいいと思います!!
 
 
 
 4. ライティング
 
 
私は、ライティングには結構自身があったのですが、準一級の時にあまり点数が芳しくなく、自信を失っていたのですが、今回はそこまで悪くなかったので、自分の勉強法は悪くなかったのだと安心しました笑
 
 
具体的には、まず『英作文問題完全制覇』を買います。
 
 
 
 
そして、
①自分でそのトピックについて一度書いてみます。
 
②辞書などを使って、言い回しを直したり、書きたかった表現を調べます。
 
③模範解答を見て、「いいな」と思った言い回しにマーカーで線を引き、空白に自分が②で調べた表現や使えそうな表現をメモします。
 
④模範解答の3つの理由から、「これ使いたい」という理由と自分で考えた理由を組み合わせて3つの理由を考えます。
 
 
これだけです!!
 
 
模範解答を全部写したりするのは大変なのでやらず、使えそうな表現と理由を覚えるくらいでいいと思います!!
 
 
英検1級のライティングは、予想できないトピックに対して3つの理由を書く必要があるので、その「3つも考えなくてはいけない」というのが意外と大変です!!
 
 
 
ちなみに私の時は、「産業化はするべきだったか」についてでした!
 
 
1度この本のトピックを書き終えたら、あとは、もう一度書いたりせず、「トピックを見て、3つの理由を考える」という練習をした方がいいと思います!!
 
そもそも思いつかないと書き始めることができないので、あらかじめ「こんなことを書こう」と決めておけばかなり時間を節約できます!!
 
 
ちなみに、1次試験の受験会場では、単語帳で単語の復習をしているか、この本で、何を書くか復習している人が大半だったと思います!
 
また、スピーキング対策にも役立つので、買っておいて損はないと思います!!
 
 
 
 5. 二次試験・スピーキング
 
続いては、「二次試験・スピーキング」についてです!
 
 
二次試験のスピーキングは、即興で話さなければいけないものの、5つのトピックから自分で選ぶことができるので、ある程度勉強しなければいけない分野は絞られると思います!!
 
 
私が使った教材は、旺文社さんの、『14日でできる!英検1級 二次試験・面接完全予想問題』と、Jリサーチ出版さんの、『英検1級 面接大特訓』です!!
 

 

 
『14日でできる!英検1級 二次試験・面接完全予想問題』では、いくつかのトピックとそれに対する模範解答が載っており、バランスよく対策をすることができます!
 
模範解答もそこまで難しい表現を使っていないので、使えそうな表現をメモしながら、実際に2分を計り練習するといいと思います!
 
 
ただ、これだけでは、網羅しているトピックがそれほど多くないので、私は追加で『英検1級 面接大特訓』を購入しました!
 
しかし、『面接大特訓』の方は使われている表現がかなり堅く、難しいので、表現をあまり参考にしなくてもいいと思います!
 
あくまで、「こんなテーマがあって、それに対してはこのように答えることができる」というのを知るために購入しました!!
 
 
 
ただ、私が2次試験の勉強をしていて気が付いたことが2つあります。
 
1つ目は、「すべてのトピックに詳しくなる必要はない」ということです。
 
私は、教育関係やインターネット関係の質問には背景知識も少しはあり、答えることができるのですが、政治や経済についてはさっぱりです…
 
 
そのため、詳しくないトピックについては勉強しなくてもいいし、暗記もしなくていいと思います!
 
そして、テキストの模範解答は自分の解答ではないため、覚えることが難しいので、あまりオススメはしません。
 
いいスピーチができたとしても、その後の追加質問で予期せぬ質問があった時に、面接官に「あれ、スピーチはいい感じだったのに、追加質問はあんまりだな… さては暗記してきたか?」と思われる可能性もあります。
 
 
「模範解答を参考にはしつつ、自分で作った解答を大体暗記する」という方法が自分には一番しっくりきました!!
 
解答を暗記するにしても、理由を3つだけ覚えるのではなく、可能であれば、4,5個用意できるといいと思います!
 
なぜかというと、3つだけ覚えたとしても、本番に緊張して思い出せなくなってしまうと、そこでスピーチが止まってしまうからです。
 
そうすると、パニックになり、高得点は望めないと思います。
 
 
 
 
2つ目は、スピーチがうまく出来るトピックでも、背景知識がないものは選ばないということです。
 
 
なぜかというと、1点目とも関連しているのですが、スピーチがうまく出来ても、追加質問に上手く答えることができないからです。
 
 
追加質問には、自分の感想だけでなく、根拠を示して答える必要がありますが、背景知識がないトピックでは、その答えが薄っぺらく、また、短くなってしまう可能性があります。
 
 
そのため、「あ、見たことがあるトピックだ!スピーチもうまく出来る!」と安易に考えるのではなく、続く追加質問も想定したうえで、慎重にトピックを選べるといいと思います!!
 
 
 6. 受けてみた感想
 
 
初めて英検1級を受験してみて、一次試験はやはり単語を覚えること、長時間集中力を維持するのが大変でした…
 
 
ただ、一次試験の会場に、小学生の小さな女の子がいるのにはとても驚きました!
 
 
英語力というよりも、政治や経済、環境問題などについての設問に解答する背景知識があることに驚いたのです!!
 
 
 
二次試験は、男性の4~50台の方が多かった印象です。
 
大教室から面接の部屋に移動して、そこで私の前の受験者が面接をしている時が緊張のピークでした…!
 
でもそこで時間があったので、呼吸を整え、リラックスできたのが良かったと思います!
 
 
ネットのどこかで読んだのですが、「英検は自分が頑張って暗記したことを上手く言えるかではなく、自分が英語を話せるということを証明すればいい」というのを目にし、この言葉が力をくれました!
 
 
ちなみに私の選んだテーマは安楽死の是非」についてでした!
 
追加質問は、「安楽死の是非は年齢によるか?」「臓器移植についてはどう思うか?」「安楽死をさせた医者は逮捕されるべきか」「日本でも将来安楽死は合法化されると思うか」などでした!
 
 
 
始まってしまうとあっという間で、「まあまあ手ごたえはあるし、きっと大丈夫だろう!」という気持ちで清々しく会場を出ることができました!!
 
 
ただ、会場を出たところで、英検2次試験対策セミナー?のようなチラシ広告を渡され、「落ちてたら、是非参加してね!」と言っているような感じがし、あんまり気持ちよくありませんでした…笑
 
 
 
長くなりましたが、英語学習者の一人として、英検1級に合格することができとても嬉しく思います!!
 
 
まだまだスタート地点に立ったところですが、これからも英語学習を頑張っていきましょう!!
 
 
それでは今日はこの辺で!!
 
 
楽しい英語学習を!!!
 

オーストラリア大学院留学体験記⑰ 岐阜留学編(パート8)

こんにちは!Clever Appleです!!

 

 

今日は私の留学体験記を書いていこうと思います!

 

16回目の今回は、「岐阜留学(パート8)」についてです!

 

内容としては、「私が岐阜留学中、どんな勉強をしていたか」です!

 

 



 

 

上の写真は、私の住んでいたキャンパスイーストという寮からの景色です!

 

土日になると、スカイダイビングを楽しむ人を空でよく見かけます。

 

 

私は高所恐怖症なので、高いお金を出してわざわざ恐い思いをするのは全然意味が分かりません笑笑

 

(着地に失敗して、木に激突したといううわさも聞き、さらに恐くなりました…)

 

 

 

 

今日も引き続き岐阜留学でどんな科目を勉強したかについてです!

 

私がオーストラリアではなく、岐阜に留学した経緯についてはこちらの記事をご覧ください!

 

 

 
 
 
今回は、私がオーストラリアの大学院留学中に履修した科目の一つである、English in Specific Contexts (特別な英語コース)について書いていこうと思います!!
 
 
 0. どんな科目??
 
この科目の目的は、「English for Specific Purpose (ESP)の教育プログラムについて考え。理解を深めること」です。ESPとは簡単に言えば、パイロット育成に必要な英語、留学生に必要な、特別な英語のことです。
 
 
 
また、この科目ではデータ分析や、シラバス作りが含まれているため、英語教育について違った観点から学習できると考え履修しました!!
 
 
 
この科目も、私が初めてHigh Distinction(日本の大学で言うとAA)を取れた科目です!
(これはただ運が良かっただけ…笑)
 
 
 
コロナに関する規制も緩和されてきている今、留学生がまた増え始めるかもしれません。
そんなわけで、私は、留学生を対象とした、EAP(English for Academic Purpose)のコースづくりをすることにします。
 
 
 
 
 1. 課題① Exploration and Reflection
 
この科目の課題の1つは、「論文の要約とその共有」です!
 
 
この課題では、自分が授業外に読んだ課題2.3に関連する論文を要約し、その感想を書きます。
 
作者名、リファレンス、URL、要約、リフレクションを書き、オンラインのフォーラムに投稿します。
 
 
この課題は個人的にとっても良かったです!!
 
 
なぜかというと、このフォーラムには定期的に投稿しなければならないため、自分で論文を探す力が身に付き、読むモチベーションも維持できるからです!
 
 
それに加え、他の学生の論文の要約と感想も見ることができるため、他の学生と意見交換ができたり、自分の研究テーマと同じであれば、他の学生がまとめた要約を参考にすることもできます!!
 
 
ただ、「他の学生の投稿した論文とは被ってはいけない」というルールがあるので、早い者勝ちなのですが、「せっかく時間かけて論文読んだのに、被ったから他の論文よまなきゃ…(絶望)」ということもたま~にあります…笑
 
 
 
この課題①に関しては、課題②、③に使えそうな論文を探すので、課題としてカウントされるのか微妙ですが、全体成績の20%を占めているため、結構大切です!笑
 
 
 
 
 
 
 2. 課題② Need Analysis and Rationale
 
 
さて、2つ目の課題は、「ニーズ分析」です!!
 
 
 
自分の作る英語コースの対象とする英語学習者のニーズについて調べます!
 
 
その学習の細かい特徴や、生徒のニーズを知るための方法を書き、その生徒たちにはどんな学習が必要なのかを調べるために、どんな方法が採れるか(インタビューや質問用紙など)について記述していきます。
 
 
 
正直、この科目で一番難しかったのがこの課題です…
 
 
 
ニーズ分析には色々な方法があるのですが、教科書を読んでも全く意味が分からないのです…
 
 
そこで、分からなかったところを先生に質問するのですが、それでもすごいあやふや…
 
 
絶望しながらも、「日本人が使うAWL(Academic Word List)からの単語の使用率は、IELTSで高得点が期待できるモデル解答での使用率よりも、大きく少ないため、AWLを学ぶ必要がある」みたいな感じのことを自暴自棄になりながら書きました…笑
 
 
他の学生も分析の方法がよく分からず、苦戦していたようです…
 
 
 
実際、私は今もよく分かっていません…笑 ごめんなさい、先生…泣
 
 
 
語数自体は2000語と多くないのですが、Appendixを合わせると30ページくらいいきました!
 
この課題は全体成績の40%を占め、結構大きめです!!
 
 
 
 3. 課題③ Design an ESP Course Syllabus
 
 
さて、最後の課題はいよいよシラバス作り」です!!
 
課題①で集めた使えそうな論文と、課題②で集めた対象生徒のニーズのデータを基に、シラバスを作っていきます!
 
 
 
この課題では、作成したコースの中で使用する英語教授のアプローチ、期間、目的、シラバスリスト、提出課題と評価方法、アクティビティのサンプル、コースの制限などを書く必要があります。
 
 
また、付録として、コースで使用する教材やアクティビティの例を作る必要があるのですが、これがなかなか大変でした…
 
 
 
合計は、約25ページくらいになったと思います!
 
 
この課題も全体成績の40%を占め、重要な課題です!
 
 
 
 
 4. まとめ
 
 
今回は、私が受講した科目の一つである、"English in Specific Contexts"についてお話しました!!
 
 
実は、この科目を受講して嬉しかったことがあります!
 
 
オンラインの授業中、先生が、「課題③もう結構終わっている人いる?」と質問したので、私が手をあげると、なんと先生が、「お、君早いね!じゃあ画面共有して君の課題ちょっとみんなに見せてくれる?」と聞いてきたのです!笑
 
 
私は、その時は、「あちゃ~、手を挙げなきゃよかった~…」と思ったのですが、先生は、私の課題をみんなの前でべた褒めしてくれたのです!!
 
 
先生は、「みんなもこんな感じで書けるといいね~」と言ってくれ、さらには、他の学生が、私のスペルミスも優しく教えてくれ、いいこと尽くしでした!!
 
 
自分の未完成の課題をみんなの前で共有するのは結構恥ずかしいものですが、フィードバックが良いものにしろ、悪いものにしろ、たくさん学びがあるので、とっても自信がついた出来事でした!
 
 
やっぱり「褒める」って大事ですね!笑 しみじみ笑
 
 
 
オーストラリアの大学院でどんなことを学び、どんな課題があるのかなどの参考になれば幸いです!!
 
 
 
 
次回はいよいよ、「オーストラリア到着編」を書いていこうと思います!
 
 
 
 
皆さんの留学が素晴らしいものになりますように!!!