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英語教員のためのおすすめ英語雑学本6選!

こんにちは!Clever Appleです!!

 

今日は、「英語教員のためのおすすめ英語雑学本」を6冊ご紹介したいと思います!!

 

 

自身の英語力の強化や英語単語知識の増強だけでなく、英語授業の中で、生徒に楽しく単語や文法を覚えてもらうための雑学が入った私がオススメする7冊です!!

 

教えるのにも役立つだけでなく、単純に読んでて面白い本ばかりなので、英語教員はもちろん、英語学習者や、英語が好きな人にもおすすめです!

効果的な語彙・文法指導のためのヒントになるかもしれません!(あまり雑学をひけらかしているとウザがられるかもしれませんが…笑)

 

それではさっそく見ていきましょう!!

 

 1. 里中哲彦(2010)『英語の質問箱ーそこが知りたい100のQ&A』、中公新書
 
さて、1冊目にご紹介するのは、里中さんの、『英語の質問箱ーそこが知りたい100のQ&A』です!!
 
この本では、たくさんの英単語の語源や成り立ちについて紹介しています!
 
例えば、「野球のブルペンにはなぜ、オスの牛である"bull"が入っているのか」
「右という意味の単語である"right"はなぜ正しいという意味があるのか」
などといった語源に関する知識がたくさんつまっています!!
 
他にも日本人にとって難しい、LとRの発音の練習方法など、日本人英語学習者が気になっているであろう質問が100個ものっています!
 
英語初学者にはもちろん、普段何となく勉強していた英語の面白い知識を身に付けるには良い1冊だと思います!
 
 

 
 
 2. マーク・ピーターセン(1988) 『日本人の英語』、岩波新書
 
次にご紹介するのは、マーク・ピーターセンさんの『日本人の英語』です!!
 
この本では、日本語も英語も堪能な、マークピーターセンさんが、「日本人のひっかかりがちな英語の間違い」について面白く解説しています!
 
 
例えば、「USAの前になぜtheをつける必要があるのか」
    「I ate a chickenというとなぜギョッとされるのか」
    「Ueno Zoo's padas とThe pandas of Ueno Zooの微妙なニュアンスの違い」
 
などです!!
 
なぜ日本人英語学習者がよくあるミスをしてしまうのかを理解すれば、自分がそのミスをしたり、学習者がその落とし穴にひっかかるのを防ぐことができるのではないでしょうか!
 
「あ~確かに正しいと思っていたけど、ここが違うのね!」と発見の多い1冊だと思います!!
 
また、この本の第二弾である『続日本人の英語』もおすすめです!!
 
 
 
 
 3.今井隆夫(2010)『イメージで捉える感覚英文法ー認知文法を参照した英語学習法ー』、開拓社
 
次にご紹介するのは、今井さんの『イメージで捉える感覚英文法ー認知文法を参照した英語学習法ー』です!
 
なんだか難しそうなタイトルですが、全然そんなことはありません!
この本では、英語についての素朴な疑問に対して、とても分かりやすく、シンプルに答えています!!
 
例えば、「Would you turn off the TV?では"the"がつくのに、I am watching TVでは”the"がつかない理由」
    「疑問形はなぜ倒置形となるのか」
    「If節では未来形の代わりに現在形を使う理由」
 
など、バラエティに富んだ面白い英文法の疑問と答えが載っています!!
 
特に、最後にご紹介した、Ifについての疑問は私も中学生の頃からずっと疑問に感じていたことですが、この本の解説を読みとてもすっきりし、それを生徒にも教えるようになりました!!
 
例外が多かったり、理解が難しい文法を理論立てて理解するのにおすすめの1冊です!!
 
 
 
 4. 朝尾幸次郎(2019)『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」』、大修館書店
 
4冊目は、朝尾さんの、『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」』です!
 
 
この本では、色んな言語に影響を受けた英語の歴史から、英文法の解説をしています!!
 
例えば、「楽器にはなぜtheをつけるのか」
    「made of はなぜ~から出来ているという意味になるのか」
    「なぜ、特定のイディオムには特定の前置詞が入るのか」
 
など、ラテン語やフランス語、古英語などの言語の歴史から、今使われている英語を紐解いています。
 
この本は特にイディオムや定型表現についての解説が多く、熟語が覚えられない英語学習者の方には特におすすめです!!
 
 
 
 5. 寺澤盾(2008)『英語の歴史ー過去から未来への物語ー』、中公新書
 
5冊目は、寺澤さんの、『英語の歴史ー過去から未来への物語ー』です!!
 
この本も、英語の歴史を解説しつつ、その中で英語の語源や知識を興味深く紹介しています!!
 
例えば、「vaccineと牛の関係」
    「本来語である、"end"と借用語である"terminate"のニュアンスの違い」
    「ディズニーキャラクターのプルートの名前の由来」
 
 
など、英語と英語の歴史に関する様々な知識を、色々な面から紹介しています!!
 
英語の歴史にも、英語の雑学にも興味がある方におすすめです!!
 
 
 
 
 6. 清水健二、ずずきひろし(2018)『英単語の語源図鑑』、かんき出版
 
最後にご紹介するのは、清水さん、すずきさんの『英語の語源図鑑』です!!
 
この本では、1つの英単語を①接頭辞②語根③接尾辞に分け、語彙を芋づる式に増やそうというアプローチをとっています!
 
私も英語を学習してきて、教える立場にもなり、「やっぱり英語は語彙だ」と実感するようになりました。
 
そのうえで、とても時間も労力も要する英単語を効率よく覚えるために、接頭・接尾辞が大切だと思うのです!!
 
 
この本では、様々な英単語を分解し、分かりやすいイラストと一緒に紹介しています!
 
 
全ての接頭尾辞を覚えるのは大変だし、覚える必要はないと思いますが、「これは知っておいてよかった!」と思う語源知識も絶対にあると思います!
 
一度読んでみると新しい発見があるかもしれませんね!
 
また、この本の続編である、『続英単語の語源図鑑』も大変面白いです!!
 
 
 
 
まとめ
 
いかがだったでしょうか!
今回は、「英語教員のためのおすすめ英語雑学本」を6冊ご紹介しました!!
 
英語の学習は時間もお金もかかるし大変なもの…
 
少しでも楽しみながら学習できるとモチベーションも上がりますよね!!!
 
 
みなさんのおすすめの英語本もあれば是非教えてください!!
 
また、前の記事で紹介した「英語教員のためのおすすめ英語教育本」についてはこちらの記事をご覧ください!
 
 
 
それでは今日はこのへんで!
 
楽しい英語学習を!!!