こんにちは!Clever Appleです!!
今日は、オーストラリアのウーロンゴン大学でMaster of EducationをDistinction(成績優秀)で卒業した私が、海外大学留学先で落第しない勉強法をお伝えしたいと思います!
(ちなみに私の専攻はTESOL(英語教授法)なので、参考にできる点、出来ない点があるかと思いますが、ご了承ください…)
0. 私の大学での成績制度
まず、私の進学した、オーストラリアのウーロンゴン大学の成績の付け方についてご説明します!
基本的には、
0~49% Fail
50~64% Pass
65~74% Credit
75~84% Distinction
85~100% High Distinction
というような成績のシステムでした!
日本の大学の成績にすると
Fail 落第
Pass C
Credit B
Distinction A
High Distinction AA
といったところでしょうか。
ちなみに私は、12つの科目を履修し、
HD 2つ
D 5つ
C 4つ
P 1つ
で、総合的にDistinctionで卒業することができました!!Passを取ってしまったのはとても残念なことではありますが、この理由については、また記事にしたいと思います。(それでも60%は取れました!)
そこで今回は、留学先で落第しない(良い成績を取る)ための勉強法をお伝えします!
1. 効率的に論文を読む
まず1つ目は、「効率的に論文を読む」です。
大体の場合、毎週科目ごとにリーディング課題が大量に課されることと思います(これがめちゃめちゃきつい)。
これをいかに効率的に捌いていくかが重要なポイントとなります!!
まず、全てのリーディング課題を読むべきかどうかという質問に対し、私の答えは、
「出来る限り全部読む」になります。
確かに、「こんなに課題を出されちゃ全部終わらないよ!!」と思うかもしれませんが、良い成績を取りたいのであれば、全て読むことをおススメします!!
なぜかというと、
①参考文献が少ないとそれだけで減点されてしまうから。
②少ない論文を読んだだけでは、きちんとその科目の内容について理解できないから。
③少ない論文を読んだだけでは、薄っぺらい内容のレポートしか書くことができないから。
です!!
結局、成績は大体提出するライティングレポートの質で決定します。
そのため、大量の論文を読まないことには、良いレポートは書けないと思います。
「そんなこと言ったって、全部読むなんて時間的に無理だよ!!」
という方、安心してください。
効率の良い論文の読み方をお教えします!!
それは、「課されたライティング課題のテーマを先に確認し、その課題に使えるかどうかを常にチェックしながら論文を読み進める」というものです!!
私の場合、1つの論文は30ページほどあり、1つ読むだけでもかなりの時間を消費します。
そして、読み終えたときに「あれ?この論文時間かけて読んだのに、課題に使えそうなこと1つも書いてなかったぞ?」となると、絶望感がすごいです…笑
そのため、「常にライティング課題に使えるか」を見ながら読み進めます。
次の2つのケース
①abstractを見て、明らかにライティング課題と関係なさそうな論文
②課題と関係ありそうでも、内容が難しくて内容をあまり理解できない論文
はスキップして後に回し、時間に余裕があるときに読みます。(意外と使えそうなところがあったりもするので)
上記の2種類の論文は基本的にはライティング課題には使えないので、あまり読むのに時間をかける必要はないと思います。
また、使えそうだと思った論文には、付箋やメモで「~の課題の●●の主張のサポートに使えそう」などと記録しておくことで、2度読む手間を省くことができます(この時間は結構無駄)。
以上が1つ目の、「論文を多くこなしながらも素早く読む方法」です!!
2. 論文の形式をチェックする
さて、2つ目の勉強法は、「論文の形式をチェックする」です!!
日本の論文の書き方とは少し違うので、慣れるには時間がかかるかと思いますが、この「形式を守る」というのが意外と大切です!!
私の場合、APAという形式で書かなければならなかったのですが、「これで完璧!」と思って提出しても、結構直されて返却されたりします。(ぶら下げインデントを忘れたりしました…)
また、形式は結構レポートの点数にも関わってくるので、慣れるまではチューターの方にチェックしてもらうといいと思います。(レポート提出期限直前は、たくさんの学生がチェックを頼むので、早めに予約しておいた方がいいです。)
形式のことで減点されてしまうのはもったいないので、友人やチューターなどにチェックしてもらい、極力少なくしていきたいミスですね!!
3. 友達の書いたレポートを見せてもらう
続いて、3つ目は「友達が前学期以前に書いたレポートを見せてもらう」です!!
これは私もよく実践していた方法です。
ライティング課題についてどんなことを書けばいいのかという説明はシラバスなどに載っていますが、具体的にどんなことを書けばいいのか難しい場合があります。
その場合、もし友達が前学期などにその科目を履修していれば、その提出したレポートを見せてもらうといいと思います!
その友達がある程度の成績を取ることができていれば、「大体こんな流れで書けばいいのか!」というヒントになり大きくテーマから脱線してしまうことは少ないと思います!
課題が毎年大きく変わることはあまりないので、その課題から、先生の採点の癖や書き方のコツを掴むことができると思います!!
ただし、もちろんコピペ、盗作は絶対NGですよ!!
4. 友達に添削してもらう
4つ目は「友達に添削してもらう」です。
レポートを書く上で、文法や語彙の正確さは大切な要素になってきます。
上にも書きましたが、「第三者のチェック」というのは自分が見落としていた点を見つける大きな手助けになります!!
かなり英語に自信がある人でも文法のミスはつきものです。(ネイティブの人たちでも間違えるのだから)
私は、最終学期くらいから全ての課題を友人複数にチェックしてもらっていました!(かなり時間をかけてチェックしてもらいました。本当に感謝しています!)
文法や語彙のミスが少なくなるだけで読みやすさがグンと上がり、教授もいい点数を与えやすくなると思います!(私の経験上)
友達にはお礼をしつつも、力を借りて、良い質の論文が書けるといいですね!!
5. 教授にアドバイスを求める
最後の勉強法は、「教授にアドバイスを求める」です。
私は、ある教科でかなり悪い点数を取ってしまったのですが、その後、担当の教授に「どうすれば次の課題でより高い点数を取れるのか教えてください」と何度かメールでやり取りし、2個目の課題ではかなり高い点数を取ることができました!!!
この勉強法には2つのメリットがあると考えられます。
まず1つ目は、「教授にやる気あるアピールをすることができる」という点です。
私も高校教員として働いていて、やはり頑張っている生徒は応援したくなるものです。
「もっと勉強して、理解を深め、高い点数が取りたいんです!どうすればいいか教えてください!!✨✨」なんて言われたら、
「よっしゃ!こう勉強したらいいんじゃない!」とこうなるわけです!
教授も人間なので、学生さんにはいい成績を取ってもらいたいと考えていると思います!!
2つ目のメリットは単純に「教授の求めていることが分かる」という点です。
課題を提出した後、一応教授からフィードバックは返ってきますが、具体的にどう修正したらいいか分からないことも多々あります。
自分が求められていると思い込んでいることと、教授が求めているものが大きくかけ離れている場合、必然的に点数は低くなってしまいます。
そのため、多少面倒であっても教授と積極的に連絡を取り合い、アドバイスを求めることで、成績アップが見込めます。
私の経験則では、仲良くなった教授ほどいいフィードバック、成績をもらえました!
(自分が好きな科目だっただけかもしれない…笑)
とにかく、教授に自分のことを知ってもらえるだけでも大きなメリットになるかと思います!!
6. まとめ
以上が私が留学先でできるだけいい成績を取るために実践した方法です!!
どれが1つ試してみるだけでも効果を実感できると思いますので、成績のことで悩んでいる方は是非試してみて下さい!!
他にも良い勉強法がありましたら是非教えて下さい!!!
それでは今日はこの辺で!
みなさんの留学が素晴らしいものになりますように!!!