こんにちは!Clever Appleです!!今日は、ウーロンゴン大学大学院で英語教授法を学ぶ私が、IELTSのリーディングテストで、4か月の間に、スコアを7.0から8.0に伸ばした勉強法を3ステップでご紹介します!
1. リーディング対策のための準備
まずIELTSのリーディング対策に必要なのは、問題形式を知ることです!
これは、IELTSに限らず、どんなテストにも言えることですが、どんな問題が出るのかが分からなければ、どんな勉強をすればいいのか分かりません!
多くのブロガーの方や、本で問題形式について説明していて、問題をご自身で解いていただければ、問題形式はおのずと分かってくるので、ここではその説明は省きます。
参考までに、私が購入して、分かりやすいと思った教材を2つだけ載せておきます!
①ブリティッシュカウンシル『IELTS ブリティッシュ・カウンシル公式問題集』(旺文社、2015年)
2. 問題集の解き方・使い方
問題形式を理解し、教材を揃えられたら、次のステップは、さっそく問題を解いていきます!
問題集の使い方は、
①解く
②日本語訳を見て英文で分からなかった表現や、文について完全に理解する
③復習をする
です!
まず、①の解くことについてですが、文章は、「全部読み、問題文は読みながら見ていき」ます。
問題文は、「文章を読む前に先に読んだほうが良い派」の方も「文章を読んだ後に読んだほうが良い派」の方がいますが、個人的なオススメは、「文章を読み進めながら、問題文を見る」です!
IELTSの問題は、基本「文章の順番に並んでいる」ため、問題を1つ確認→その箇所まで文章を読み進めるというのが良いと思います!
また、よく文章の要点をとらえたり、必要な情報を特定するための、「スキミングやスキャニングをする」というアドバイスをよく見かけますが、個人的には、IELTSのリーディングには、「スキミングやスキャニング」は不要だと思います。
理由としては、IELTSのリーディングでは、'TRUE' (正しい) 'FALSE'(間違っている) 'NOT GIVEN(文章からにはその情報は与えられていない) から答えを選択する問題があるのですが、NOT GIVEN については、「見つけられない情報を特定することはできない」ため、文章全体を読む必要があります。
そのような小手先のテクニックを身に付けるよりは、シンプルに、リーディングスピードを上げる方が簡単だと思います!
私も実際に、全ての文を読み、時間を余らせることができていました。
問題を解き終えたら、解答と英文を照らし合わせ、書いてある文章を完全に理解します。
英文を見るだけで、どんな内容が書いてあるかを理解できるようになるまで、英文の意味を何度も確認します。
最後の復習のステップは、次のパートで詳しくご説明します!
3. 復習の仕方
最後のステップは、復習の方法についてです!
正直、このステップが一番重要です。
復習の仕方は、
1⃣時間を測って3回英文黙読する
2⃣知らなかった表現を、単語帳の例文のところに追加する
です。
まず、3回の黙読についてですが、3回とも、時間を測って行います。
大体、1回目に3分かかったら、2回目は2分半、3回目は2分15秒 といったように、読むのにかかる時間が減っていくはずです。
これは、文章に出てきた知らない表現を繰り返し目にすることによる定着と、時間を意識することによる、リーディングスピードの向上を期待することができます。
知っている表現を身に付けていくことも、リーディングスピードに関連します。
最後に、知らなかった表現や単語を、ご自身の単語帳の関連する単語の例文のところに、その表現を含む「一文」として書き足します。
これは、単語帳に書いてある、文脈のない例文よりも、自分が読んだことのある、ストーリー性のある文脈の中で単語を覚えた方が定着しやすいからです。
使える・理解できる表現を増やすことで、リーディング以外の技能の向上にも役立つと考えられます!
4. まとめ
・具体的な学習方法は、①問題形式を理解して、量をこなす ②文章は全部読む ③時間を測りながら3回黙読し、知らない表現を単語帳に例文として写す です!