1. 多い課題量への対処法
海外留学では、私の場合、日本の大学よりも、圧倒的に課題の量が多く感じ、慣れていない英語での課題作成になるため、勉強面でとても苦労しました。
まずは、課題の量、勉強の量が多くで困っている方に、具体的な対処法をご紹介したいと思います!!
①リーディング課題を全部読もうとしない
まず、一つ目のアド
バイスは、
リーディング課題を全部読まないことです!!
多くの海外大学では、様々な論文や教科書を読む、リーディングの課題が課されると思いますが、正直、全部を読むことはオススメしません。
なぜなら、教科の成績を決めるのは、リーディングの量ではなく、「ライティング課題の質」だからです!!
私は、ライティング課題での得点が、その教科の成績になるのは分かっていたのですが、心配性なので、全てのリーディング課題を読んでいた結果、時間的に追い詰められ、精神的にも消耗しました…
今考えると、「ライティング課題に関連するリーディングの課題を優先して読む」べきだったと思います。
何も考えずに、リーディングを進めてしまうと、「何時間もかけてやっと長い論文を読み終えたのに、課題で使えるようなデータが一つもなかった…」なんてことにもなりかねません!(私は何度も経験しました笑)
リーディング課題の論文を読む基準は、タイトルと、論文の要旨である、Abstractを読んで決めます!
Abstractは短く、時間がかかっても、2.3分で読み終えることができると思うので、まずは、「ライティング課題で何を書きたいか」を決め、「論文を読むときは、常に、この論文が、自分のライティング課題にどう使えるか」を意識して読む必要があります。
どうしても、全てのリーディング課題をも読みたい方は、課題に慣れてきて、
タイムマネジメントができ、時間に余裕があれば読んでみるといいと思います。
専門の教授が選んでいるため、面白い発見があったり、自分の決めていたライティングの課題のテーマが変わることがあるかもしれません!!
②Academic Considerationを利用する
二つ目のアド
バイスは、
Academic Considerationを利用することです。
Academic Considerationとは、「なんらかの理由により、学業に支障をきたした場合、課題の提出期限を一週間程度延長できるシステム」です。(私の通っていたウーロンゴン大学ではこういう名前のシステムがありました。)
Academic Considerationで、延長期間を得る理由は様々で、けが、病気、パソコンの故障などが挙げられます。
私も、最初の学期に、課題がどうしても終わらず、いっぱいいっぱいになってしまい、やる気が全く湧かなくなってしまった時に申請し、一週間の猶予を得ました笑
私の場合は、精神的に参ってしまったことを理由に申請しましたが、結構簡単に取得できます笑
医師の診断書が必要なかったりするので、仮病を使って申請している学生もちらほら…笑(悪用は厳禁です、多分教授も仮病と分かっていますが、学生の大変さも分かっていて、了承しているのでしょう…笑)
毎日の課題に追われている忙しい学生にとって、一週間はかなり大きいです!!
他にも、課題がギリギリになって、満足のいく出来にならなそうな場合、申請したり、精神的な余裕を得るために申請してみてもいいかもしれません。
申請して、許可が下りないことがあるかもしれませんが、どうしても追い込まれた場合、「許可下りないかも…」とか考えずに、まずは申請してみることをおすすめします!!
③Study Recessも勉強する
さて、3つ目は、
「Study Recessも勉強する」というアド
バイスです!!
他の大学のことは分からないのですが、私の通っていた大学院の場合、13週間の真ん中の週(6-7週間あたり)にStudy Recessというお休み期間がありました!
お休み期間と聞き、本当に思う存分遊んでしまう学生もいるのですが、個人的には、「遊びもほどほどに、予習と復習に時間を割く期間」として捉えるのが良いと思います。
私の場合、「終わっていないリーディング課題を終わらせるためのまとまった期間」だったわけですが、
「ライティング課題は、学期の後半になるにつれて、重く、内容も難しくなってくる傾向」があるため、休み期間だからといって油断せず、休みながらも、ある程度の勉強時間は確保しておくと、後でだいぶ楽になると思います。
④友達を作って、友達の課題を見せてもらう。
4つ目のアド
バイスは、
「同じ教科を取っている学生」と友達になることです。
同じコースの友達ができると、彼らと、進度について報告しあい、やる気を高められるほか、課題についてのアド
バイスや工夫点を話し合うことができます!!
さらに、いいことには、友人によりますが、友達が前の学期に取った教科の課題を見せてもらい、参考にすることもできるかもしれません!
これは、ライティングの課題でどのように書けばいいか分からないときに、道しるべになり、教授の課題の意図から大きくはずれてしまうことを防ぐことができます!
私は、自分の前学期の課題を代わりに見せてあげたり、ご飯をごちそうしてお礼したりしていました笑
特に、いい成績を取った友人の課題は学ぶことが多いと思います!(コピペはもちろんダメです…笑)
⑤教授に相談する
教授にメールをしたり、連絡をするのは、最初は億劫になってしまうことがあるかもしれませんが、絶対にやるべきです!!
具体的に相談したほうがいいのは、①「課題でどんなことを書けばいいか分からない」②「自分の決めたリーディングについて、いい参考文献がないか聞く」
③「課題の点数が悪かった場合に、どのように書けばいいか、次の課題でさらにいい点数をとるにはどうすればいいかさらなるフィードバックを求める」
時などです!!
特に、3つ目については、私がある教科の課題で低い点数を取ってしまったときに、教授にアド
バイスを求めた結果、最後の課題では挽回し、無事合格することができた経験に基づいています笑
教授も鬼ではなく、人間なので、自分の学生にはいい点数を取ってほしいし、勉強を楽しんでほしいと思っていると思います!(私には、最初の2か月は鬼に見えました…笑)
教授に積極的に連絡をすることで、「自分がその教科に対して本気で取り組んでいるという姿勢」を見せることもできる?のかなと思います!笑
2. 精神的につらいときの対処法
続いては、勉強などで、精神的に楽になるような対処法についてです!!
①甘いもの(好きなもの)を食べる
まず、一つ目の対処法は、「甘いもの(好きなもの)を食べる」ということです!!
甘いものを食べると、精神的に少し楽になることは、私が実感済みです!(個人差があると思います…笑)
私は、6年ほど前、友人を亡くし、つらかった時期があるのですが、「甘いものを食べること」で少し救われました。
甘いものが苦手な方は、ご自身のお好きなものを食べるといいと思います!!
やはり、お腹が空いていると、物事を悪い方に考えてしまったり、きちんと栄養が取れていないと体調も不安定になってしまいます。
私の知り合いも、留学中、ビスケット一枚で一日を過ごしていたりしたそうですが、体だけでなく、心も持たなかったそうです。
心の健康は、まず体の健康から!!
時には甘いものでも食べてリラックスするといいと思います!!
②友達と話す、勉強する
二つ目のアド
バイスは、
「友達と話す、勉強する」です!
やはり、一人で悩んでいると、考えが偏ったり、悪く考えてしまうもの。
時には友達とお話しをしたり、悩みを打ちあけることで、精神的に楽になることもあると思います。
人によると思いますが、話すのは、日本の家族や友人ではなく、留学先の友人のほうが良いと思います。
その理由は、「日本の家族や友人は自分と同じ経験をしていないため、自分の大変さを分かってもらえないと感じる」からです。
やはり、同じ立場、境遇の友人と話すことで大変さを共有できたり、一緒に勉強しようという気にもなります!
友人と一緒に勉強するというのも精神的な安定のためにかなり役に立ちました!!
むしろ、私が留学中、つらいときにありがたかったのは、「一緒に勉強してくれること」だったと思います!!
留学でつらいと言っている友人がいる方は、オンラインでもいいので、「一緒に勉強すること」を提案してあげてもいいかもしれません!!
③一日中遊ぶこと
最後のアド
バイスは、
「何も勉強せず、一日中疲れ果てるまで遊んでみる」ことです。
たしかに、課題の量が多いと、「遊んでいる暇なんかないよ!一分が貴重だ!」と思われるかもしれませんが、それを続けていると、いつか潰れてしまいます。
個人差があるとおもいますが、私にとっての留学生活は、「長い受験勉強」のようなものでした。
土日、平日関係なく勉強し、いつ遊んだらいいか分からないという状況で、本当に辛いときは、「一日遊ぶ」ことをおススメします!!
勉強しない日を作ることによって、頭も体
もリフレッシュし、次の日からまた
「勉強しよう」という気になります。
毎日勉強ばかりしていると、「もっと勉強しなきゃ、でも勉強ってめっちゃつらい」と感じるかもしれません。
自分で楽しそうだと思って、興味のある分野で勉強したいと思って留学をしたのに、勉強はつらくて大変と感じてしまうのはとてももったいないと思います。
3. 留学中、力を貰えた言葉
最後に、私が留学中に力を貰えた言葉をご紹介して終わろうと思います!!
①The less you care, the happier you will be
直訳すると、「気にしなければ、幸せになれる」という意味です。
留学中、人目が気になって、自分の好きなことを躊躇してしまったり、つらいと感じることがあるかもしれませんが、そんな時、この言葉を思い出してみてください。
何事も悪い方向に考えず、ポジティブに考えるきっかけになったらと思います!
②心配事の9割は起こらない
これも、1つ目と似ているのですが、友人に教えてもらった言葉です。
わたしは、なんの根拠もないのに、物事をネガティブに考えてしまうことがあり、起きていないことについていつも心配になり、不安を抱えていました。
あ、でも心配ごとの9割は起こらないし、大丈夫か!と思うことによって、心がだいぶ楽になったと思います。
9割という具体的な数字を含んでいることによって、安心し、プラスに考えるきっかけになりました。
③No problem too big or too small
最後の言葉は、留学中に大学に向かうバスの中で見かけた、カウンセリングか何かの広告の言葉なのですが、個人的にとても好きな言葉です。
例えば、「自分の悩み事は、友達にとっては取るに足らないことだから、相談したら変に思われるかも」と思われた経験は結構あるのではないでしょうか。
また、逆に、「自分だけがこんなにつらい思いをしていて、誰も分かってくれないし、もうだめかもしれない」と感じることもあるかもしれません。
でも実際は、そんなことはなく、もう立ち直れないような問題はそう多くないと思います。
三年前の悩み事なんてもう覚えてないですよね!?
きっとつらいこともその時だけで、きっと状況は良くなってきます!!
人に話すだけで問題は解決しなくても、だいぶ楽になることはあると思います!
抱えている悩み事は一人で抱え込まず誰かに話すことをおすすめします!!
4. まとめ
今回は、「留学生活がつらいときの対処法」についてご紹介しました!
対処法については、
①リーディングを全部読まない
②ACを申請してみる
③Study Recessも勉強する
④友達を作る
⑤教授に相談する
⑥甘いものを食べる
⑦友達と話す
⑧一日中遊んでみる
です!!
留学でつらいと感じているかた、痛いほどよく分かります!!
最初の1,2か月は、提出した課題の結果も分からず、本当に不安になります。
でも大丈夫です!!意外となんとかなります!笑
つらくても、友達に弱音を吐いたりしながら、最初の2か月を頑張ってみて下さい! きっと楽しくなってきます!!
少しでも留学生活のつらさが和らいだら幸いです!!
それでは今日はこの辺で!
みなさんの留学が素晴らしいものになりますように!!!